株式会社セカイチ(東京都目黒区、代表取締役:劉 添毅)は、新規事業『Crypto Angel(クリプトエンジェル)』を正式に始動させ、暗号資産を核にした本格的な資産運用を展開することを発表しました。この事業は、暗号資産(クリプト)を中心としたポートフォリオ運用に特化しており、ビットコインを中長期で保有しつつ、EthereumやSolanaなどの主要アルトコインへの分散投資、そしてDeFi(分散型金融)の活用を積極的に進めていく予定です。
海外プロジェクトとの連携が背景に
Crypto Angelは、セカイチがこれまで取り組んできたサム・アルトマン氏が創設したWorldプロジェクトなどの海外暗号資産プロジェクトの日本における展開支援を基盤にしています。様々なプロジェクトとのパートナーシップやオペレーション支援を通じて得た暗号資産報酬を、資産運用の原資として活用し、本事業の運営に役立てていく方針です。
今後の方針と構想
Crypto Angelでは、以下の3つの戦略に基づき、企業の財務的安定性と成長の両立を目指します。
1.
Bitcoinによるリザーブ資産の構築
市場の短期的な価格変動に影響されない運用基盤の構築を目指し、ビットコインを中長期保有する「リザーブ資産」として蓄積します。更に、一定期間の資産移転を制限する「アセットロック」を導入し、含み益の時価評価に伴う税務負担を軽減する設計がなされています。
2.
Ethereum・Solanaなどへの周期的分散投資
暗号資産市場特有のボラティリティ(価格変動)を活用し、EthereumやSolanaといった主要アルトコインへの分散投資を戦略的に行います。投資タイミングや資産配分を定期的に見直し、市場の過熱期や調整局面に柔軟に対応します。また、急激な価格下落リスクに対しては、先物取引やステーブルコイン建てのポジション調整を通じたヘッジ戦略を導入し、短期的な値動きによる損失リスクを抑制しつつ、中長期の成長性を享受できるポートフォリオを目指します。
3.
DeFiを活用した高利回りの資産運用
ステーキングや流動性提供など、DeFiプラットフォームを活用した高利回り戦略に積極的に取り組む方針です。年利60%の目標を持ち、長期的な平均リターンを目指すとしています。成果を継続的に検証し、効率的で持続可能な収益モデルを構築する意向です。
代表からのメッセージ
「Web3領域での知見を生かし、単なる投機を超えた次世代の資産運用を目指します。未上場企業だからこそ実現できる柔軟かつ透明性のあるアセットマネジメントの形を、Crypto Angelを通じて提案していきたいと思います。」と代表の劉添毅氏はコメントしています。
お問い合わせ
本件に関する詳細は、株式会社セカイチの広報担当までご連絡ください。
E-mail:info[at]sekaichi.org
所在地:東京都渋谷区恵比寿西2-14-7-8F