水晶板焼き立食い専門焼肉店「三坪」の新しい挑戦と成長秘話

水晶板焼き立食い専門焼肉店「三坪」の新しい挑戦

飲食業界の新星、焼肉店「三坪」が登場しました。このお店のオーナー兼店長である石井さんは、飲食業未経験にもかかわらず、独自のビジョンで新たな焼肉文化を提案しています。

1. 「三坪」の誕生背景

石井さんは20代の頃から飲食への夢を抱いていました。前職はインバウンド業界で、その前には京都でiPhone専用のケースや修理、デコレーションに関わるお店を運営していました。しかし、飲食店での経験がない中での挑戦は不安も多かったことでしょう。前向きな姿勢や過去の経験を活かし、1ヶ月間の肉の修行を経て、「三坪」をオープンさせることに成功しました。

2. ドキュメント、試行錯誤の2週間

初めてのオペレーションは難航しました。最初の2週間は不安や試行錯誤の毎日でしたが、常連のお客様からのフィードバックやアドバイスを受けながら、楽しい店舗作りを続けていると話します。少しずつではありますが、オペレーションも改善され、石井さんの人柄や店内の雰囲気は多くの客に愛されています。

3. 焼肉の新しいスタイル、「三坪」の魅力

「三坪」は、客が水晶板で自分で焼く立食い形式の焼肉店です。ここの最大の特徴は、国産黒毛和牛のお肉を1枚30円から楽しめること。接客のスタイルもユニークで、特徴的な調味料やシンプルな食べ方を提案しています。特に、静岡の老舗わさび屋「田丸屋」のわさびは、肉との相性が抜群で、多くの人から支持を得ています。

さらに、「ゆめぴりか」のご飯や卵かけご飯も人気メニューの一つです。ドリンク類はセルフサービスで、自分で好きな飲み物を選べるスタイルは、訪れる人々に新たな楽しみを提供しているのです。

4. 水晶板の特徴と利点

水晶板を使用することで、煙が出にくく、焼いたお肉に匂いが付きにくいという利点があります。また、遠赤外線の効果によってお肉がふっくらと焼き上がるため、食材本来の味を最大限に引き出すことができます。この新しい焼肉スタイルは、他にはない「三坪」ならではの体験です。

5. クラウドファンディングの挑戦

コロナ禍で経営も厳しい中、石井さんはお客さんに先払いで支援をお願いする「未来払い」を通じてお店のサポートを呼び掛けています。このプロジェクトは、ただのお客様からの支援を求めるだけでなく、飲食業界全体に対する必要なメッセージでもあります。また、このプロジェクトを広めることによって、他の飲食店も同様に支援を得られる可能性があります。