日本人女性の約98%がくせ毛傾向にあるというデータ
最近、株式会社Curly Meの実施した「髪の毛に関する調査」により、日本人女性の98.26%が“くせ毛傾向”であることが判明しました。この調査は、全国の10代から60代までの230名の女性を対象にしており、その結果は注目すべき内容でした。
調査結果によると、自分を「直毛」とされた91.1%の人が実は“隠れくせ毛”である可能性があることがわかりました。このように、隠れくせ毛の傾向を持つ人たちは非常に多くいますが、ストレートヘアが美しいという社会の価値観が、彼女たちを誤解させているのかもしれません。
ストレートヘアバイアスとは?
Curly Meではこのような意識の背景を「ストレートヘアバイアス(Straight Hair Bias)」として定義しています。このバイアスは、メディアや社会通念で「まっすぐな髪=美しさ」「清潔さ」「上品さ」と見なされる一方、くせ毛やウェーブヘアが“乱れている”“手入れされていない”と否定的に捉えられる傾向を指します。このような価値観は、長年にわたって日本社会に浸透してきました。
抑えるケアと活かすケア
調査を通じて、ストレートヘアバイアスの影響は強く、多くの人がストレートアイロンや縮毛矯正を使用して髪のクセを抑える方法を選べば、実際に髪本来の魅力を見失ってしまっています。実際、調査の結果、くせ毛を活かすケアを選択する人はわずか7.96%にとどまりました。
実は多くの人が、くせ毛は「まっすぐにしなければならない」と思い込み、縮毛矯正やアイロンで髪を抑え込んでいます。ですが、Curly Meが提案する「活かす」という新しい アプローチを知ることで、髪の本来のクセが最大の魅力に変わります。
隠れくせ毛チェック
Curly Meでは、湿気で広がる、部分的にうねる、乾かしたらホワホワするなどの特徴を持つ人を「隠れくせ毛」と定義しています。また、簡単なチェックで自分に隠れくせ毛があるかどうかを確認するフローチャートも用意されています。
結果として、隠れくせ毛と自称くせ毛を合算すると、日本人女性の98.26%は“くせ毛傾向”を持つことがわかりました。このことは、実際の美容現場でも多くの女性がくせ毛を持っていることを裏付けています。
くせ毛を活かす新たな価値
Curly Meは、「抑える」のではなく「活かす」という新たな美髪観を提供してきました。これまで自分のクセがコンプレックスであると感じていた人たちが、自信を持って自分のヘアスタイルを楽しむことができる時代へ進んでいくことを目指しています。
実際、Curly Meのケアを受けた顧客からは、「自分の髪はくせ毛を活かせると思っていなかったが、実際に活かせた」という声が392人中359人から寄せられました。つまり、くせ毛を抑え込むのではなく、活かすことができる新しいカルチャーとして広がる可能性が出てきたのです。
髪型の印象と心理
調査では、カーリーヘアやストレートでない髪についてポジティブな印象を持つ人も多く、「可愛いと思う」は48人、「おしゃれだと思う」は55人に上ります。しかし、同時に「自分には似合わない」と感じている反応もあり、心理的な障壁があることが確認されました。
まとめ
今回の調査を通じて、日本人女性のほとんどがくせ毛の特性を持ちながらも、ストレートヘアが基準になっている現実が浮かび上がりました。Curly Meは、くせ毛を抑えるのではなく、活かす選択肢を提案し、全ての女性が自身の髪を誇りに思い、自信を持てるようサポートしています。また、毎年10月8日は「天然パーマの日」として、くせ毛の魅力やその価値を広める活動を行っています。私たちは、個々の髪質という「個性」を大切にし、ポジティブなメッセージを発信し続けます。