訪日外国人の医療ニーズに応えるオンライン診療の導入
東京都新宿区に位置するイーヘルスクリニック新宿院は、訪日外国人患者の医療ニーズに応えるために、最新のオンライン診療機能を導入しました。この機能は、多言語対応の医療予約プラットフォーム「Ambii」を通じて提供され、多様な背景を持つ患者に対して迅速かつ柔軟な医療サービスを提供します。
アクセスしやすい医療を提供する背景
観光庁のデータによれば、2025年の訪日外国人旅行者数は4,268万人に達する見込みであり、コロナ前の2019年を大きく上回る数字です。この急増するインバウンド需要に伴い、旅行中に急な体調不良に見舞われたり、慢性疾患の薬が不足したりするなどの医療ニーズも増加すると考えられています。しかし、多くの外国人観光客は言語の壁や医療機関探しに苦労しているのが現状です。
多言語対応のメリット
Ambiiを利用することで、患者は自国語で事前問診を受けることができ、医療機関が必要とする情報を事前に把握することが可能です。これにより、診察時の不安感を軽減し、より正確な診療を実現します。また、来院が難しい旅行者や短期滞在者も、自らの宿泊先や滞在先から医師の診察を受けることができるため、利便性が大幅に向上しました。
オンライン診療の流れ
1.
オンライン診療の予約: 患者はAmbiiプラットフォーム上で簡単に診療予約が可能です。
2.
多言語による問診: 予約後の問診は多言語で行われ、カルテ情報が共有されます。
3.
医師によるオンライン診察: 問診後、医師がオンラインで診察を行います。
このオンライン診療は、特に体調が優れない状態での外出を避けたい訪日外国人にとっては、極めて便利です。
医療と薬の分業モデル
オンライン診療と処方についても、イーヘルスクリニック新宿院は役割分担を明確にしています。Ambiiプラットフォームでは処方や薬の配送は行われないため、クリニックでは多言語対応の薬局と連携し、医師が発行した処方箋に基づいて薬を調剤し、宿泊先に配送する体制を整備しています。具体的には「キビヤックファーマシー」と「ブレズ薬局」と提携し、患者に寄り添ったサービスを提供しています。
対応可能な主な相談内容
この医療体制を通じて、以下のような背景を持つ患者にも対応可能です:
- - 急性疾患 (発熱、風邪、胃腸炎など)
- - 慢性疾患 (高血圧、糖尿病、薬の不足など)
- - 自由診療 (ED治療、肥満治療など)
安心して医療を受けられる環境づくり
イーヘルスクリニック新宿院では、今後も多言語の医療提供体制を強化し、外国人患者が安心して医療を受けられる環境づくりに努めていきます。多様なニーズに応えるため、さらなるオンライン診療の拡充や、関連事業者との連携を深めていく方針です。
Ambiiについて
Ambiiは、筑波大学から派生したスタートアップで、外国人患者の医療アクセスをスムーズにするサービスを提供しています。母国語での予約が可能となるため、患者の不安を軽減しつつ、医療機関は迅速に診療に必要な情報を確認することができます。
この取り組みを通じて、訪日外国人患者が「言語」や「距離」、「時間」の制約に関係なく、安心して医療にアクセスできる体制を構築することが期待されています。