ヤマサキが全日本DM大賞で銀賞を受賞
株式会社ヤマサキが「第39回 全日本DM大賞」で初めてのエントリーにもかかわらず、見事に銀賞を獲得しました。このアワードは日本郵便株式会社が主催し、ダイレクトメール(DM)の優れた制作を評価するもので、今回は応募総数676点の中から選ばれました。授賞式は2023年3月13日に東京・五反田で行われ、ヤマサキの代表取締役兼CEOである土肥光氏も参加しました。
順調な成長を続けるラサーナブランド
ヤマサキが展開する海藻コスメブランド「ラサーナ」は、ヘアトリートメントのカウンセリング市場において国内売上No.1(2023年実績)を誇ります。この成功を背景に、DMを通じて顧客に感動を届けるための策略が光を放っています。
DMの戦略的進化
今回受賞したDMは、以下の3つのポイントで評価されました。
1.
サンプルの見せ方を工夫
買い物をする際、実際に商品を試したいというニーズに応え、DMにサンプルを同梱。その際、従来の冊子スタイルではなく、窓付き圧着DMに変更することで、届いた瞬間にサンプルが目に飛び込む構造にしました。この変更により、開封率が3%向上したとのことです。
2.
表紙デザインの刷新
DMの表紙にはノベルティ画像を使用し、毎月の受け取りを楽しみにしている顧客に新鮮さを提供しています。これにより、開封時のワクワク感を演出しています。
3.
季節感のあるコピー
「夏」や「旅行」といった季節に合ったキーワードを盛り込み、通販での買い物をより楽しいものにするような工夫が施されています。このコピーで、顧客は事務的なやりとりではなく、楽しみながら買い物ができる感覚を持つことができます。
審査員からの高評価
審査員は「DMにサンプルを同封することはデジタル媒体では真似できない」と評価し、窓付きデザインと雑誌風の体裁による訴求力を高く評価しました。このようなクリエイティブな取り組みが、DMの強みを活かした素晴らしい成果を作り出しています。
全日本DM大賞とは?
全日本DM大賞は、国内で唯一のダイレクトメール専門のアワードです。マーケティング効果やクリエイティブ性が高いDMを表彰するこの大賞は、企業や団体にとって重要なベンチマークとなっています。審査員は業界の第一線で活躍するクリエイターやマーケターが集結しており、実績に基づいた評価基準で審査が行われています。
ラサーナのブランド理念
広島で誕生した「ラサーナ」は、1998年に主力商品「ラサーナ 海藻 ヘア エッセンス」を発売し、以来累計販売本数は2500万本を突破しています。全てのお客様に支持されるブランドであることを目指し、今後もお客様と共に成長を続けていくために努力を惜しまない姿勢を強調しています。これからも、より多くの感動を提供できるよう邁進していく所存です。