LAOWA Argus T1登場
2024-11-08 15:13:56

フルフレーム対応の超大口径シネレンズ「LAOWA Argus T1」シリーズ発売

フルフレーム対応の新提案



株式会社サイトロンジャパンが、Anhui ChangGeng Optical Technology(Venus Optics)のレンズブランド「LAOWA」から、独自の「LAOWA Argus T1 Cineレンズシリーズ」を発表しました。これはフルフレームで28mmおよび35mmを含むシネレンズの新しい選択肢で、2024年11月8日より受注が開始される予定です。

シリーズの特徴と選べるフォーマット



「LAOWA Argus T1」シリーズは、さまざまなフォーマットに対応。フルフレーム、Super 35、マイクロフォーサーズ用のレンズをそれぞれ用意しています。フルフレームにはCanon RF、SONY E、Nikon Zマウントを選択でき、Super 35ではそれに加えてFuji X用もラインナップ。マイクロフォーサーズ向けには別途マウントが設置されています。

大口径T1の光学性能は、観客を魅了する映像表現を可能にしています。開放絞り値T1により、素晴らしいぼかし効果と浅い被写界深度が得られ、夢のような雰囲気を演出。色収差も最小限に抑えられ、T1絞りでの撮影でも鮮明なコントラストを保つことができます。

フォーカスブリージングの抑制



このシリーズはフォーカスブリージングを極限まで抑えており、ストーリーの流れを損なうことなく撮影を行えます。270度のフォーカスリングの回転角により、繊細なフォーカスコントロールも実現されています。これにより、被写体間でのフォーカス移動の際も画角が変化することなく、撮影が可能です。

近接撮影も強化



Argus T1シリーズは、最短0.2mからの撮影が可能で、被写体のディテールを際立たせつつ背景を美しくぼかすことができます。この機能により、映像クリエイターは新しい視覚的体験を提供することが可能となります。

シリーズ全体の一貫性とプロ仕様のハウジング



Argus T1 Cineシリーズは、一貫した色再現性と高いレンズ性能を実現しており、ポストプロダクション時の編集作業を大幅に軽減します。プロユースのシネハウジングを採用しており、業界標準のフォーカスギアやフィルター装着を可能にしています。ジンバルでの撮影時も、インナーフォーカス方式によりリバランスが不要で、ストレスフリーな撮影が実現します。

商品ラインアップと価格情報



Argus T1シリーズには、様々な焦点距離のレンズが用意されています。具体的には、28mm T1、35mm T1など計8種類がラインアップされています。希望小売価格はオープン価格ですが、市場予想価格はレンズ単品で約152,000円から326,000円程度です。受注開始は2024年11月8日で、詳細は公式サイトで確認できます。

前向きな期待と今後の展望



この新しいシネレンズシリーズは、多彩なマウントと収差コントロールにより、映像制作の幅を広げることを目的としています。光学性能の高さにより、特に映画や映像制作の現場での需要が期待されます。優れた設計に基づくこれらのレンズは、映像クリエイターにとってなくてはならない存在となることでしょう。さらなる進化を遂げるLAOWAレンズに、今後も注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社サイトロンジャパン
住所
東京都新宿区西落合3-9-19
電話番号
03-6908-3327

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