関東学院六浦の挑戦
2025-02-18 11:47:04

関東学院六浦が神奈川県初のIELTS推進校に認定、未来を切り開く教育の取り組み

関東学院六浦中学校・高等学校が神奈川県初のIELTS推進校に認定



2025年2月12日、水に、関東学院六浦中学校・高等学校(以下、関東学院六浦)が神奈川県初の「IELTS推進校」としての認定を受けました。IELTS(アイエルツ)は、海外留学や就労、移住のための英語4技能を測るグローバルテストで、年間400万人以上が受験している人気の試験です。関東学院六浦の校長、黒畑勝男氏は、学校の教育理念に基づいた優れたプログラムを通して、英語力の育成を推進しています。

IELTS推進校の意義



IELTSが重要視される背景には、海外大学への進学や国内大学受験を目指す生徒が増加していることがあります。IDP Education(本社:オーストラリア・メルボルン)が提供するこのテストは、世界中の12,500以上の機関で認識されており、国際化する社会に適応するための重要なツールとなっています。関東学院六浦も、このグローバルな教育の波に乗り、英語を「教科」から「生きるツール」とし、すべての学びを構築してきました。

GLEクラスの取り組み



関東学院六浦が設立したGLE(Global Learning through English)クラスでは、高校1年生から英語力を高めるための独自カリキュラムが用意されています。特に、高3時にはIELTSで6.0以上のスコア取得を目指しており、生徒たちは探求力、英語力、そして書く力を強化しています。8名の専任のGETs(Global English Teachers)が生徒と密に関わりながら、実践的な学習をサポートしています。

このカリキュラムには、IELTS対策として、高校1年から3年まで週1~2コマの「IELTS prep Ⅰ~Ⅲ」が含まれています。また、英語を使った起業プロジェクトや企業とのコラボレーションなど、現場での実践的な学びを通じたプログラムも充実しています。

年1回の校内試験実施



関東学院六浦では、IDP Educationと連携し、年に1回校内でIELTS試験が行われています。この取り組みは、生徒が自身の英語力を実際の試験で確認できるチャンスを提供します。2024年度卒業のGLEの第1期生は、海外大学へ進学する生徒も多く、国内で難関とされる大学への進学も果たしました。彼らの英語力は、国内外の進路選択に大きな影響を与えています。

校長の視点



黒畑校長は、「日本の未来は求められる教育の変革が必要であり、英語教育を受験のための教科としてではなく、生きるためのツールとして捉えるべきである」と話します。学校改革を推進し、具体的な教育内容を見直し、特に英語学習における新しいアプローチを模索しています。新しい時代に対応した教育システムは、これからの生徒たちにグローバルな視座を育むことを目的としています。

IDP Educationの支援と未来への展望



IDP Educationは、日本国内の高校に対してIELTSの活用を広めるための支援を行っています。IELTS団体受験の実施や教員向けセミナーなど、さまざまな形で教育現場に貢献しています。今後も関東学院六浦をはじめ、他の高校とも連携しながら、グローバル教育を推進していく方針です。

まとめ



関東学院六浦中学校・高等学校の取り組みは、英語教育が未来の生徒たちの成長に繋がることを証明する良い事例です。国際的な視点を持ち、世界に羽ばたく人材を育成するその姿勢は、他校にも広まって欲しいコンセプトです。これからも続くチャレンジに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
IDP Education Japan合同会社
住所
東京都新宿区西新宿3-9-7 フロンティア新宿タワーオフィス 2F
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