新たな読書体験を提供する「本コレ」アプリが登場！

全国約1,400店舗が参加する「本コレ」アプリがついに登場！

2025年10月6日、株式会社Catalyst・Data・Partners（以下CDP）が、日本全国の書店情報を集約した本アプリ「本コレ」のサービスを開始しました。このアプリは、書店と読者をつなぐ役割を果たし、より豊かな読書体験を提供することを目的としています。

アプリの概要と参加書店

「本コレ」は、独立系から大手のチェーン店まで、約1400の書店が参加するオープンプラットフォームです。今後も参加書店が追加される予定で、ユーザーは地図やリストからお好みの書店を見つけ、店舗情報や在庫状況をチェックすることができます。

参画している書店には、紀伊國屋書店や三省堂書店、ジュンク堂書店などの名だたる書店が揃い、業界を牽引する出版会社8社がCDPを支援しています（※出資企業にはKADOKAWAや講談社が含まれています）。

主な機能

「本コレ」アプリは、書店情報の表示や在庫検索、クーポン取得など、多彩な機能を提供します。以下にその一部をご紹介します。

- 書店検索: 全国の書店を地図やリストから検索でき、営業時間や取扱ジャンルも確認可能です。お気に入りの書店からのクーポンやイベント情報を受け取ることもできます。

- 書籍の在庫検索: 書店との在庫データ連携により、リアルタイムでの在庫確認ができます。さらに、一部の書店では、棚の位置情報や画像表示にも対応し、お取り寄せも可能です。

- レビュー機能とランキング: ユーザーが書籍のレビューを投稿でき、読書傾向を基にしたおすすめ情報やランキングが表示され、出版社・著者からのプロモーション情報も受信できます。

- タグによる検索機能: 書籍に「感性スコア」や「特徴スコア」を付与し、ジャンルをまたいだ検索が可能に。たとえば、「#昭和レトロ」「#恋愛度80%」などのタグで自分好みの本を探すことができます。

- 書店のCRM機能: 書店もユーザーにキャンペーンやイベント情報を送信でき、様々な施策を展開することが可能です。

これからの展望

CDPは、出版業界が直面する様々な課題を解決すべく、データのオープンシェアを推進しています。今後「本コレ」にはさらにCRMツールや読者分析機能が追加され、書店と出版社の双方にとって使いやすいプラットフォームとなることが期待されています。

また、「TSUTAYAアプリ」で提供した一部機能も継続利用できるため、ユーザーはスムーズに移行することができます。書籍の購入履歴の確認や、モバイルVカードサービスも引き続き利用可能です。

「本コレ」アプリは、今後も更新が続けられ、書店と読者に新たな価値を提供し続けるでしょう。これからの進化に期待が高まります。