兵庫県での新たな金融教育体験
日本金融教育支援機構は、8月に兵庫県で「キッズ社長への挑戦状! ご当地お弁当をヒットさせるのはキミだ!?」というワークショップを開催します。この企画は、小学生を対象に地域資源を生かしたお弁当作りを通じて、ビジネスや金融の基本を学ぶという実践型プログラムです。
地域資源や地元産業の理解を深めてもらうことを目的としており、参加する子どもたちは、単なる金融教育の枠を超えて、地域への愛着やビジネス感覚を養う貴重な体験を得ることができます。
積水ハウスマッチングプログラムとは
積水ハウスと当機構の共創企画として実施されるこのワークショップは、特に地域に密着した内容となっています。積水ハウスのMatching Programは、地域社会の幸福を実現するために様々な活動を支援しており、2025年度には51団体が選定されています。このワークショップもその中の一つとして評価されています。
地域への即したプログラム
「キッズ社長への挑戦状!」は、参加した小学生が市場調査や価格設定などを体感しながら、実際に商品の企画を行うというものです。地域の特性を生かしたお弁当作りを通じ、金融の知識だけでなく、養父市や淡路市の魅力も学べる体験が待っています。
また、参加する中高生もサポート役として参加し、年齢や地域を超えた学び合いを促進します。これにより、小学生は新たな視点で地域資源を理解し、中高生は教えることでより深い学びを得ることが期待されます。
地方創生に向けた意義
養父市の大林市長と淡路市の戸田市長も、このワークショップの開催を歓迎しています。地域資源を活用したプログラムは、地域への愛着を育てるだけでなく、次世代育成にもつながる大きな意義があります。
特に、淡路市の市長は「参加者が淡路市の魅力を発見し、ファンになってほしい」という期待感を表現しました。このような地域のリーダーの支援を受けながら、ワークショップが多くの子どもたちに役立つことが目指されています。
経済的活性化の切り口
本ワークショップでは、地域経済の理解をめざして特有のプログラムが設計されています。参加者たちは地域資源を調査し、実際に商品を企画・販売までも手がけるというプロセスを体験することで、金融の仕組みをなども学ぼうとしています。
また、中高生は「教えることによって得た学び」を元に金融教育イベント「FESコンテスト」への参加も予定しています。このように、自発的な学びを促す仕掛けが多数存在します。
今後の展望
地域活性化に寄与することを目指し、今後もこのようなプログラムを通じて、金融教育と地域理解が一体となった取り組みを続けていく予定です。
このプロジェクトを通じて、未来の地域リーダーたちが育成され、持続可能な地域社会が形成されることが期待されています。
本イベントは、兵庫県養父市と淡路市でそれぞれ8月17日と24日に開催され、参加が希望される方は早めのお申し込みをおすすめいたします。