脱炭素経営セミナー
2025-07-18 13:49:50

北九州市で開催された脱炭素経営セミナーの概要と今後の展望

脱炭素経営セミナーが北九州市で開催されました



2023年6月11日、北九州市にて、損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)と株式会社タンソーマンGXの共同主催により、脱炭素経営セミナーが行われました。このセミナーは、地域の中小企業が持続可能な経営に向けて一歩を踏み出すための重要な機会となりました。

セミナーの背景と目的



日本では温室効果ガス(GHG)排出量の中で中小企業が約2割を占めています。これを受けて日本政府は中小企業を対象としたグリーントランスフォーメーション(GX)支援策を展開しています。実際、「中小企業の省エネ・脱炭素に関する実態調査」によると、取引先からGHG排出量の把握を要求される企業が25.7%存在する一方で、約56.5%がマンパワーやノウハウの不足を感じているという結果が示されています。

損保ジャパンはこのニーズに応えるために、脱炭素経営支援コンシェルジュサービスを昨年12月にスタート。CO2排出量の可視化や削減計画の策定支援を通じて中小企業の支援に力を入れています。今回のセミナーは、北九州市という脱炭素先行地域の特性を生かし、中小企業にとっての脱炭素経営の促進を目的としました。

セミナーの概要



当日は、多くの地元企業の経営者やサステナビリティ関連の担当者が参加しました。セミナーでは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による基調講演「最近の脱炭素関連政策動向やNEDOの補助金概要」や、一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)による「省エネ診断&省エネ補助金の活用」に加えて、脱炭素経営の実践事例が紹介されました。

SIIの講演では、省エネによるコスト削減事例も挙げられ、企業側が実際に行える具体的な施策が提示されました。また、タンソーマンGXによるCO2排出量の可視化実践に関するセッションも行われるなど、参加者は多角的な視点からの情報を得ることができました。

今後の取り組み



損保ジャパンでは今後も中小企業に対して施策を充実させていく方針です。具体的には、脱炭素経営の支援サービスの充実を図り、企業が脱炭素の取り組みによるメリットを実感できるよう努めていきます。また、参加者からは「損保ジャパンでよかった」との声が聞こえるよう、さらなるサービス向上にも取り組み続ける意向を示しています。

脱炭素への取り組みは、単に企業の利益を追うだけでなく、持続可能な社会を実現するためにも重要です。このセミナーを機に、より多くの中小企業が脱炭素経営に取り組んでいくことが期待されます。今後も損保ジャパンは、企業と共に持続可能な未来を目指して邁進していくことでしょう。


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会社情報

会社名
SOMPOホールディングス株式会社
住所
東京都新宿区西新宿1-26-1
電話番号
03-3349-3000

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