クラウドとセキュリティ
2025-01-09 09:21:14

クラウド環境のセキュリティリスクとCCoEの役割に迫るウェビナー

高まるクラウド環境のセキュリティリスク



近年、ビジネスにおけるクラウド活用が不可欠な要素となっています。企業は、競争力を保持し、持続可能な成長を目指して、クラウド技術を利用した戦略を進めています。特に、AIやビッグデータ解析、IoTとの相性が良く、各法人は柔軟なリソース管理を実現するために、マルチクラウドやハイブリッドクラウド環境を構築する流れが加速しています。しかし、その一方で、クラウド環境には特有のセキュリティ課題が存在し、これが企業にとって一つの大きな懸念材料となっています。

クラウド特有のセキュリティ課題



従来のオンプレミス環境では、セキュリティポリシーを比較的一貫して維持できるのですが、マルチクラウドやハイブリッド環境では異なるクラウドプロバイダーが関与するため、ポリシーの整合性を取ることが難しくなります。また、外部からのサイバー攻撃は日に日に多様化しており、ネットワーク機器やAPIの脆弱性をついた攻撃が増えています。さらに、内部での問題として、機密情報の漏洩や、過剰なアクセス権設定などの人為的ミスが生じる可能性があります。特に「有毒な組み合わせ」と呼ばれる、特定の設定や権限が相互に絡み合うことで新たな脆弱性を生む現象が注目されています。

CCoEの重要性



こうした状況において、クリティカルな役割を果たすのが「クラウドCoE(CCoE)」です。クラウド活用を推進するプロジェクトチームであり、このチームは企業がクラウドから最大限のビジネス価値を引き出せるよう支援します。CCoEには、技術者だけでなく、経営層や財務部門のメンバーも参加し、セキュリティとビジネスの両立を目指しています。これにより、従来のセキュリティ責任者であるCISOやCSIRTとは異なるアプローチで、クラウドの活用促進とセキュリティ管理を融合させた取り組みが進んでいます。

セミナーの内容と目的



この度開催されるウェビナーでは、クラウド推進を担うCCoEの意義や目的についての疑問に応えるとともに、セキュリティ管理の重要性を強調します。また、外部脅威や内部リスクに対応するためのクラウドセキュリティ戦略についても詳しく解説します。特に「CloudGuard CNAPP」と呼ばれるセキュリティソリューションのデモも行い、具体的な機能や、オンプレミス環境との違いを明確にします。これにより、参加者が安心・安全にクラウドを利用できるための手引きを提供できるよう努めます。

参加方法と今後の展望



このウェビナーは、クラウドセキュリティの施策立案や実践に関わる全ての方々にとって、有意義な情報源となるでしょう。セキュリティリスクへの理解を深め、CCoEの取り組みを通じて企業としてのクラウド活用を一層推進するための機会です。今後も、マジセミ株式会社では「参加者の役に立つ」ウェビナーを提供し続けます。過去のセミナー資料や今後の開催予定については、公式ホームページから確認できます。


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会社情報

会社名
マジセミ株式会社
住所
東京都港区海岸一丁目2-20汐留ビルディング3階
電話番号
03-6721-8548

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