深宇宙展の魅力
2025-08-07 12:00:13

特別展「深宇宙展」で宇宙探査の未来を体感しよう!

今夏、特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか」が日本科学未来館で開催されています。この展示会は、最新の宇宙探査技術を体験できる日本最大級の規模を誇り、月を越えて火星を含む深宇宙の面白さを学ぶことができます。開催期間は2025年7月12日から9月28日までとなっており、特に夏休みの自由研究を進めるにはうってつけのスポットです。展示内容には、宇宙開発の歴史や未来の宇宙旅行の可能性、そして周囲に存在する人工衛星の役割など多岐にわたる内容が用意されています。

宇宙開発の最前線


この展示会の第一章では、宇宙開発の最新技術を紹介しています。入場をするとすぐに、日本の最新基幹ロケット「H3ロケット」の実物大模型が来場者を迎えます。この模型を目の前にすると、ロケットの歴史とそれに伴う技術革新を表現した図を用いて、宇宙に行くためのロケット開発の重要性を感じることでしょう。

次に紹介されるのは、地球周回の衛星です。現在、1万機以上の人工衛星が運用されており、その中には地球を観察するための「だいち4号」や、位置情報を高精度で提供する「みちびき」が含まれます。これらの人工衛星がどのように私たちの生活に役立っているのか、実際の模型を通じて理解を深めることができます。

さらに会場内には、宇宙旅行の新たな可能性を象徴する「ソユーズ宇宙船 帰還モジュール」の展示もあります。これは、2021年に民間人として初めて国際宇宙ステーションに滞在した前澤友作さんの宇宙船です。この経験は、宇宙が単なる研究者の場所ではなく、一般市民が経験できる場になりつつあることを示しています。参加者は未来の宇宙旅行をテーマにしたオリジナルのガイドブックを作成し、宇宙旅行が実際にどれだけ身近になっているのかを体感できます。

月と火星への探査


続く第2章と第3章では、人類の宇宙活動が月にどのように広がっているのか、また火星への探査について詳しくなります。月までの距離は約38万キロメートルですが、火星までの距離は最も近いときでも5600万キロメートルも離れています。この広大な距離感を感じるために、様々な図を用いて探査計画について学ぶことができ、宇宙の広がりや人類の挑戦を理解する手助けとなります。会場では、有人月面探査車の模型や、火星探査機の展示も見逃せません。

深宇宙の観測


第4章では、様々なタイプの宇宙望遠鏡とそれぞれの役割について学べます。電波、赤外線、紫外線、X線、ガンマ線など、宇宙からの様々な光を観測するための望遠鏡があり、それぞれの観測技術が紹介されます。実際の模型を用いて、宇宙の物体をどのように観測しているのか、具体的なイメージを掴むことができるでしょう。

特別展示グッズ


また、展示会ではオリジナルグッズも充実しています。デザインスタジオが手がけた活版印刷やリソグラフを使った商品、イラストレーター sakajun氏によるオリジナルグッズなど、価格も手ごろで、訪問の記念や自由研究につながるアイテムとしてお土産に最適です。

イベントの詳細とアクセス・お問い合わせ


この特別展は、宇宙への挑戦を続ける人類の「知」を体感する素晴らしい機会です。多くの家族連れや学生が訪れる中、宇宙についての興味を深めることができるカリキュラムやワークショップも用意されています。最後に、以下のような詳細情報をお知らせします。
開催会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
開館時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:9月2日、9日、16日
観覧料:大人(19歳以上)2,200円、18歳以下1,400円、小学生以下(4歳以上)700円(3歳以下は無料)

宇宙への新たな挑戦を学べるこの特別展、夏休みを利用してぜひ足を運んでみてください。


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会社情報

会社名
特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか」To the Moon and Beyond 広報事務局
住所
東京都渋谷区桜丘町9-8KN渋谷3ビル4F
電話番号

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