武蔵野美術大学の新しい観光経営人材育成プログラム
武蔵野美術大学が開発した「価値創造人材育成プログラム(Value Creation Program、以下 VCP)」。このプログラムは、観光経営事業者に向けた特別な内容で、2026年の「VCP for TOKYO Tourism 2026」として提供されることが決まりました。これにより、観光産業における新たな文化資源を創出することを目指します。
プログラムの背景
2024年度からスタートしたこの講座は、美術大学ならではの「創造性教育」を運用し、デザイン経営の観点から、顧客に響くブランドづくりやイノベーションを探求する実践的なプログラムです。受講者は、人、社会、自然との関係性の見直しを通じて観光に繋がる新しい価値を創造し、持続可能なビジネスエコシステムを構築する力を養います。
さらに、例年行われている伊豆大島でのフィールドワークも2026年に実施予定です。このフィールドワークでは、参加者が離島の風土や地域社会に触れることによって、都市部では得られない視点や感覚を身につけます。火山島特有の自然や地域の人々との交流を通し、新たなアイデアの源泉となることでしょう。
プログラムの詳細
「VCP for TOKYO Tourism 2026」プログラムには全6回の講座があり、各講座の所要時間は約150分です。開催日は2026年11月10日から2027年2月2日まで。さらに、フィールドワークは2027年2月27日から28日まで伊豆大島で行われ、受講者に実践的な体験を提供します。
日程概要
- - DAY 1: 11月10日(火)18:00〜20:30 オリエンテーションとサービスデザイン概説
講師: 丸山 幸伸教授
- - DAY 2: 11月24日(火)18:00〜20:30 文化を未来の価値に変える方法について
講師: 石川 俊祐氏
- - DAY 3: 12月8日(火)18:00〜20:30 アートから観光を考察
講師: 石川 卓磨准教授
- - DAY 4: 1月13日(水)18:00〜20:30 美的秩序と観光経営
講師: 山縣 正幸教授
- - DAY 5: 1月16日(土)10:00〜18:00 フィールドワーク
- - DAY 6: 2月2日(火)18:00〜20:30 成果発表
- - DAY 7・8: 2月27日(土)〜28日(日)伊豆大島でのフィールドワーク
参加費用は無料ですが、DAY5の移動費や食費、フィールドワークにかかる費用は参加者の自己負担です。
参加条件と募集について
受講希望者は、以下の条件を満たす必要があります。
1. 東京都内に在住または在勤で観光関連事業に従事していること
2. 文化資源や観光、まちづくりに興味があること
定員は約25名を予定しており、募集期間は2026年9月14日から10月14日です。興味がある方は、オンライン説明会(9月28日開催)への参加も推奨いたします。
武蔵野美術大学とは
武蔵野美術大学は1929年に設立され、100年以上の歴史を持つ日本を代表する美術・デザイン大学です。大学では、さまざまな分野に特化した12学科を有し、造形教育を通じた創造的思考能力の育成に力を入れています。今後も社会に貢献できる人材を育てるため、さまざまな教育プログラムを実施しています。
興味のある方は、ぜひ本プログラムへの参加を検討してください。