#AI技術 #サイバー攻撃 #セキュアワークス

セキュアワークス株式会社 2025年の展望

2025年の新しい年を迎え、セキュアワークス株式会社がこれからの活動に対する意気込みを示しました。昨年は多くの困難な出来事がありましたが、それらを乗り越え、お客様とパートナーの支援に感謝しつつ新たなスタートを切る時期です。

2024年の総括

昨年は能登半島の地震や羽田空港での事故、異常な猛暑など、多くの出来事が国内外で発生しました。これに影響を受けた皆様に心からお見舞い申し上げます。2024年はセキュアワークスにとって、さらなる成長と挑戦の年でした。国内経済は緩やかな成長を続け、デジタルトランスフォーメーション（DX）の影響でAIやIoTの活用が急速に進みました。しかし、一方で国際的な緊張が高まり、ウクライナやイスラエルでの紛争が続く中で、全球的なセキュリティの脅威が大きくなる時代でもあります。

昨年は特にランサムウェアの増加が顕著で、あらゆる業種がその影響を受けています。セキュアワークスは、これらのサイバー攻撃の実態を把握し、対応策を講じるべく、様々なインシデント対応に取り組んできました。

サイバー脅威の現状

2024年の調査レポート「サイバー脅威の実態 2024」によれば、サイバー攻撃の数は依然として増え続け、中でもランサムウェアの脅威が最大であると報告されています。このまな板に載せられているような状況は、ビジネスに多大な影響を及ぼします。特に、最近では攻撃者が侵入してからランサムウェアを展開するまでの滞留時間が24時間未満と、迅速な攻撃が行われる傾向にあります。

これに対応するために、セキュアワークスは米国政府とも連携し、著名なランサムウェアグループの一つLockbitをテイクダウンしましたが、新たな脅威は次々に生まれています。これに立ち向かうため、高度な脅威インテリジェンス、進化する攻撃者への迅速な応答が求められています。

次世代プラットフォーム「Taegis」

このような脅威に対抗するため、セキュアワークスは「Secureworks Taegis（セキュアワークス テイジス）XDR」という次世代のサイバーセキュリティプラットフォームを提供しています。Taegisは、エンドポイントからクラウド、IoT、ID管理、メールなど、あらゆるサイバー空間のデータログを収集し、AIや脅威インテリジェンスを駆使して、全方位的にセキュリティを強化します。

Taegisは、従来のセキュリティ技術を統合した「オープンアーキテクチャ」を持ち、350以上のセキュリティ製品と連携することにより、組織内に潜む全ての攻撃を検知し、90秒以内の迅速なSOCアナリストとのコミュニケーションを実現しています。また、ログデータの保存を一年度以上行うことで、より強力な対応が可能となっています。

2022年に日本での発売以降、Taegisは日本のManaged XDR市場シェアのトップを確立し、さらにその影響力を拡大中です。

最後に

セキュアワークスは、シニアセキュリティアナリストの専門知識とAI技術を組み合わせることで、ランサムウェア、標的型攻撃、サプライチェーン攻撃などの脅威に立ち向かっています。今後も、日本国内外の企業や官公庁に向けて、さらなる安全性を追求し続け、経済の発展にも貢献する所存です。

皆様に安心してビジネスを行っていただけるよう、一層の支援を提供することをお約束いたします。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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