伝統とモダンが融合した新しいグリーティングカードの誕生

伝統とモダンが出会う場所：吉祥花伝KYOTO

京都の風土と文化が育んできた伝統工芸、丹後ちりめん。その歴史を大切にしながら、新たに生み出されたグリーティングカード「吉祥花伝KYOTO」が、2023年9月16日から帝国ホテルが運営するオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」で発売を開始しました。このカードは、300年以上の歴史を誇る高級絹織物を贅沢に使用したもので、まさに日本の伝統美が織りなす新たな形の作品です。

丹後ちりめんとは？

丹後ちりめんは、京都府与謝野町で生まれた最高品質の絹織物であり、その柔らかさや光沢は他に類を見ません。このカードのために特別に製作された丹後ちりめんは、使用される絹はすべて100%。手捺染と呼ばれる伝統的な染色技法を用い、古典的な吉祥柄をモダンな配色でアレンジすることで、伝統の魅力と新しさが見事に共存しています。

職人の技が詰まった一枚

吉祥花伝KYOTOの製造プロセスには多くの職人がかかわっています。まず、190年の歴史を持つ株式会社山藤が美しい生地を織り上げ、続いて馬場染工場が手捺染による染色を行います。その後、京都の職人がエンボス加工を施した和紙に丁寧に封入され、最終的に美しいカードとして仕立てられるのです。各工程で伝統を守りながらも、現代の感覚を取り入れたデザインが施されています。

地域共創のプロジェクト

吉祥花伝KYOTOは、株式会社EBRUと百貨店松屋の協力によって生まれました。このプロジェクトは、日本の優れた文化や伝統を次世代に繋ぐことを目的としています。EBRUは、日本の文化芸術をもとに創造的な商品を企画・製造・販売しており、その理念と松屋の地域共創プロジェクトが見事に結びついた結果、このグリーティングカードが誕生しました。

購入方法および価格

吉祥花伝KYOTOは全10種展開されており、1枚あたりの価格は2,640円、特別な桐箱に入った5枚セットは14,850円で販売されています。商品の購入はANoTHER IMPERIAL HOTELの公式ウェブサイトから可能です。（リンクはこちら）

伝統を未来へ

吉祥花伝KYOTOは、地域のつながりや職人の想いを込めた作品であり、ただのグリーティングカードではありません。それは、京都の伝統を感じ、多くの人に愛されることを願って作られた一品です。この商品を手に取ることで、皆さんも京の文化をより身近に感じていただけることでしょう。古きを大切にしつつ新しい価値を創造する「吉祥花伝KYOTO」を、ぜひお楽しみください。