日本の伝統的な舞台芸術を現代に甦らせる新作『贋作 義経千本桜』が、30-DELUX NAGOYAによって名古屋で披露されることが決まりました。12月18日から21日までの期間中、名古屋市中川文化小劇場にて行われ、この舞台は2023年に約2,400人を引き寄せた「義経千本桜~源平天外絵巻~」の後継作品として、多くの期待を集めています。
今回の本作は、新たなキャストによる大胆な配役が話題となっており、特にカラフルダイヤモンドの設楽賢が義経役で舞台初主演を果たします。そして、岡本彩夏が初のヒロインに任命され、多くの視線が彼女に集まります。主従関係に当たる弁慶は、内海太一が演じ、名古屋にゆかりのある若手とのコラボレーションが新たな魅力を生むことでしょう。
他にも、亀田結心、村瀬文宣、J(KoRocK)、杉山愛佳、木実あみ、我膳導など、個性的な面々が名を連ねています。また、2026年に解散が決まっているカラフルダイヤモンドのメンバーが3名揃って出演するというのも、特筆すべき理由です。
企画の背景
この作品は、2002年に東京で旗揚げした30-DELUXが2020年に名古屋に進出した際に誕生した「New Generation Theater」の一環として制作されています。地元出身のアーティストやスタッフを起用し、名古屋の色を強く反映させた舞台作りが特徴です。これまでの2作に続く本作も、若手キャストの活躍が期待され、名古屋の新しい演劇シーンを切り開くことでしょう。
特別な公演も見逃せない
特に注目したいのは、12月20日(土)18:00に開催される公開プログラムです。この回は30-DELUX NAGOYAのメインステージが使われ、若手キャストによる特別公演が予定されています。この日は南勇大が義経役、池谷優奈がヒロインの静香御前役を担当し、まさに新しい世代の才能が舞台を彩ることになります。
チケット販売について
ファンクラブでの先行販売も行われ、プレミアムチケットには特典グッズが付いてきます。前方席確約のチケットは、ファンクラブのメンバーにとって特に魅力的な機会です。一般向けにチケットが販売されるのは10月11日など、スケジュールも充実しています。
制作スタッフの思い
脚本と演出を担当するのは斎藤美七海です。彼女は、作品を通じて若いキャストと共に熱意と情熱を持って創り上げることに全力を注いでいます。製作総指揮を担う清水順二も、今年で6年目を迎える30-DELUX NAGOYAの進化を見せる仕上がりに期待を寄せています。
さまざまなキャストが織りなす『贋作 義経千本桜』、若手たちの熱いエネルギーが舞台にどのように活かされるのか、ぜひその目で確かめてください。名古屋での新たなアクションエンターテインメントの幕が開くその瞬間を、心から楽しみにしています。