尾道の灯台を新たな観光資源に!体験型コンテンツで魅力発信
広島県尾道市は、歴史的な灯台を複数有する魅力的な地域です。しかし、近年は観光需要の変化に伴い、宿泊施設の利用率が低下しています。この課題解決に向け、株式会社テレビ新広島と株式会社omoroiによるコンソーシアム団体「おのみち灯台てらすプロジェクト」は、尾道の灯台群を観光資源として再注目し、新たな体験型コンテンツを開発することで観光需要の喚起を目指しています。
灯台クルーズ&推理ゲームで観光客を魅了
プロジェクトの一環として、2024年11月21日(木)に「おのみち灯台てらすプロジェクトシンポジウム」が開催されます。当日は、事前に募集したモニターの方々を対象に、灯台を海から眺めるクルージングと、灯台を題材にした推理ゲーム(マーダーミステリー)を実施します。クルージングでは、瀬戸内海の美しい景色を楽しみながら、大浜埼灯台を間近に観察できます。マーダーミステリーでは、灯台の歴史や伝説をストーリーに織り込み、参加者が推理と謎解きを楽しめるようになっています。
シンポジウムで灯台の未来を考える
シンポジウムでは、都市プロデュースを手がける建築家・奥本卓也さんを講師に迎え、観光資源としての灯台の可能性について議論します。各地における灯台活用事例も紹介され、地域事業者や学生、観光関係者などとの意見交換を通して、新たなアイデアが創出されることが期待されています。
灯台を起点とした地域活性化
「おのみち灯台てらすプロジェクト」は、灯台を起点としたクルージングプランや新しいコンテンツの創出を目指し、地元の事業者と連携して持続可能な事業を創出することを目指しています。尾道の魅力を再発見し、地域活性化に貢献する取り組みとして注目されています。