クレハが新商品『防災クレラップ』を発表
株式会社クレハは、2025年8月6日より全国で販売を開始する『防災クレラップ』を発表しました。この新しい商品は、防災時に役立つことを意識して開発されており、特に近年の自然災害への意識の高まりを受けたものです。
発売の背景
クレハは1960年に、日本初の家庭用食品包装ラップ「NEWクレラップ」を発売して以来、65年の時を経て多くの家庭に親しまれてきました。この間、2011年の東日本大震災や2024年の能登半島地震を経験した方々から、「ラップが非常に役立った」という意見を多数寄せられました。特に、クレハが福島県いわき市に拠点を持つことから、東日本大震災の際には自社の製品を被災者に提供したという貴重な経験もあります。このような被災地からの声を受け、クレハは「食品包装用」だけでなく、「防災用」としての需要も考慮し、防災用の新たな製品を開発したのです。
「いつものラップが、”もしも”の備えに。」というメッセージを具現化したこの製品は、家庭の防災グッズとしてぜひ手に入れておきたい一品です。
商品概要
商品名: 防災クレラップミニ
- - 規格: 22㎝×50m
- - 特長: 平らな金属刃を採用し、防災バッグにも入りやすいサイズです。
災害時の使用方法が一目で分かるように、パッケージには活用方法が紹介された写真が掲載され、QRコードからは災害時伝言ダイヤルや国土交通省ハザードマップへのアクセスも可能です。
監修
この商品は、NPO法人日本防災環境の専門家に監修を受けており、企業や地域における防災対策の啓発活動を進めています。
このような確かなバックグラウンドを持つ商品だからこそ、家庭での防災準備にぴったりのアイテムと言えるでしょう。
災害時の『防災クレラップ』活用法
1.
お皿に敷いて節水
災害時には水が貴重です。お皿の上にクレラップを敷くことで、食器を汚さず節水が可能になります。
2.
体温の維持
クレラップは水蒸気を通さない特性があるため、身体に巻くことで体温を保ち、寒さから身を守ることができます。
3.
ニオイ抑制
ニオイをブロックする力が特に強いため、おむつなどのニオイを抑える際にも役立ちます。
4.
伝言板に
災害時に通信手段が制限されることがある中、壁に貼ってメッセージを書くことで、簡易伝言板として使用することが可能です。
これらの活用法は、特設サイトでも詳細に紹介されていますので、ぜひご覧ください。
販売情報
- - 発売日: 2025年8月6日より順次
- - 販売地域: 全国のスーパー、ドラッグストア、ECサイトなど
- - 価格: オープン価格
公式SNSでも情報発信中
クレハは公式HPやSNSで、『防災クレラップ』に関する最新情報を随時発信しています。
これからの時代、備えはもちろん、家庭内での役立つアイテムとして、自信をもって『防災クレラップ』を導入してみてはいかがでしょうか。