枚方宿の新特産品「しぇしぇしぇいく」が誕生
大阪府枚方市にある東海道「枚方宿」で、新たな特産品「しぇしぇしぇいく」が登場します。このシェイクは、常翔啓光学園の高校生たちが高校の教育課程の一環として開発したもので、老舗味噌店「北村みそ本家」とのコラボレーションによって生まれました。販売は8月30日、31日に同校で行われる文化祭「啓光祭」にて限定販売される予定です。
探究学習を通じて商品開発に挑戦
常翔啓光学園の高校生10名は、数回の試行錯誤を重ねながら、甘酒を使用したノンアルコールシェイクの開発に取り組みました。このプロジェクトは、枚方宿の歴史や文化を活かし、地域の活性化を目指しています。特産品の名称「しぇしぇしぇいく」は、覚えやすく、広い年齢層に好まれることを意識して選ばれました。
身近な飲み物としての甘酒
甘酒は「飲む点滴」とも言われ、疲労回復や免疫力向上などに効果があるとされる健康飲料です。「しぇしぇしぇいく」では、この甘酒を冷たいシェイクにアレンジし、スッキリと飲みやすく仕上げています。砂糖を使わずに麹由来の自然な甘みを活かしており、健康や美容、ダイエットに関心のある方にもぴったりの飲み物です。
文化祭での特別価格とフレーバー
このシェイクは、いちごとパインの2つのフレーバーで展開され、価格は税込み300円となります。販売日には特別に数量限定で提供されるため、早めの購入をお勧めします。
地元活性化への想い
枚方宿は、歴史的な背景がある宿場町で、多くの観光客が訪れますが、年々人通りが減少しているという現状もあります。常翔啓光学園の生徒たちは、この課題に対し地域の魅力を引き出すアイデアを考え、この商品開発を進めてきました。他にも、枚方の手作り市「枚方くらわんか五六市」での販売や、ふるさと納税の返礼品としての開発も視野に入れており、果敢に地域の魅力を発信し続ける計画です。
北村みそ本家の歴史
1891年創業の「北村みそ本家」は、籍を置く枚方市で、地域の風味を日々提供する老舗の味噌店です。同店は国産原材料のみを使用し、年々進化する味噌作りに取り組んでいます。枚方宿での歴史的な景観を大切にしながら、現代のニーズに合わせた新しい商品開発にも注力しています。
まとめ
「しぇしぇしぇいく」は、枚方宿の新たな特産品として多くの人々に愛されることを期待されています。健康に良い甘酒を活かし、手軽に楽しむことができるこの商品を、ぜひ文化祭で味わってみてはいかがでしょうか。熱中症対策や夏バテ防止に役立つ一杯をお楽しみください!