博報堂DYホールディングス、IT優秀賞を受賞
株式会社博報堂DYホールディングスは、公益社団法人企業情報化協会が主催する「2025年度第43回IT賞」において、IT優秀賞(経営・業務改革)を受賞しました。この受賞は、同社が行うITやデジタル技術を活用した全社的な業務改革や社会貢献活動を称えるものです。
IT賞とは何か?
「IT賞」は特に、ITの利活用を通じて優れた業務改善や社会的貢献を達成した企業や団体を顕彰する制度です。この賞は、日本におけるITおよびデジタル技術の活用を促進し、先進的な取り組みを広める目的で設立されました。博報堂DYホールディングスは、企業活動を通じてこの目的に貢献していると評価されています。
博報堂の人間中心のAIの取り組み
現在、博報堂DYグループは「人間中心のAI」へのアプローチを掲げており、クリエイティビティの進化を目指しています。この理念に基づき、2024年4月には「Human-Centered AI Institute(HCAI)」を設立しました。この研究所では、AI技術の最先端研究と開発を進め、同時に人間のクリエイティビティを引き出す取り組みを行っています。
さらに、博報堂DYグループはHCAI Initiativeを通じて、経営層を中心としたグループ全社員のAI活用を促進しています。これにより、経営層と若手社員との間での「AIメンタリング」制度が導入され、相互に知識を補完し合う環境が整えられています。
AIメンタリング制度の目的と利点
「AIメンタリング」制度は若手社員から選出されたAIメンターが経営層をサポートし、AIツールのトレーニングを行う一方で、経営層は自身の豊富な経験を若手に伝授するという双方向のプログラムです。この制度は、次世代の人材育成とAIリテラシーの向上を同時に目指しています。
さらに、博報堂DYグループは、AIの活用によって社内の業務効率を改善し、その結果生まれた余剰時間を新たなクリエイティブな活動へと転換しています。このアプローチが結実することで、博報堂DYグループはさらなる成長を遂げ、市場での競争力を高めています。
今後の展望
今後も博報堂DYホールディングスは、クリエイティブな業務改革を追求すると共に、AIの可能性を最大限に活用し、クライアント企業のマーケティング支援と新たな価値創造を推進していく方針です。人間の持つ独自のクリエイティビティとAIの力を融合させることにより、より良い社会を形成する架け橋となるべく、さらなる研究と開発を進めていきます。
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