関西国際空港が提供する藻場の恵み
関西エアポート株式会社は、「第45回全国豊かな海づくり大会」で、75トン分のJブルークレジットを提供すると発表しました。これは、大会運営によって発生するCO2のカーボン・オフセットに活用され、全国でのその取り組みは初めてのことです。
このJブルークレジットは、関西国際空港島に生息する藻場が生み出したものであり、海藻やその他の生物によって海洋に蓄えられた炭素を指す「ブルーカーボン」に起因しています。藻場の存在は海と環境にとって重要な役割を果たし、CO2の吸収源として注目されています。
関西国際空港の護岸に設けられた「緩傾斜石積護岸」では、長年にわたり海藻の種付けや保護・育成、モニタリングといった取組が行われており、その結果、この藻場は環境保全に寄与することが認識されています。これまでにも関西国際空港は、Jブルークレジットの認証と発行を2度受けていますが、その一部を大阪府に提供し、今回の大会の運営に役立てられることとなります。
本日、大阪府咲洲庁舎では、Jブルークレジット75トン分の目録が第45回全国豊かな海づくり大会大阪府実行委員会に贈呈されました。この大会では、会場内での電力使用や関係者の移動等から推定されるCO2排出量が約75トンに達していますが、提供されたJブルークレジットにより、実質的にゼロにすることが可能です。
関西国際空港は、建設当初から海域環境との調和を目指してきており、その理念に基づいて生まれたJブルークレジットは大会の理念である「豊かな海を未来へつなぐ」にも合致します。この取り組みは、ただの大会運営に留まらず、社会全体の環境意識を高める一助になると考えられています。
関西エアポートグループは、今後も地域に根ざしながら環境負荷の軽減に取り組み続け、持続可能な社会の基盤作りへの貢献を目指してまいります。今後の活動にも期待が高まります。