アートの未来を感じる場所「YOD Gallery東京店」
2024年9月7日、新たに東京都品川区の「TERRADA ART COMPLEX II」に「YOD Gallery東京店」がオープンします。このギャラリーは、日本国内外で活躍するアートギャラリーの一つで、天王洲をアート文化の発信地として位置づける重要な役割を果たすことを目指しています。
「TERRADA ART COMPLEX」は、国内でも最大級のアートギャラリーコンプレックスであり、アーティスト向けのレンタルアトリエやカフェ、バーを併設し、アートファンが憩える空間を提供しています。これにより、アートのプロフェッショナルやファンが集う地域としての魅力を高めています。
YOD Galleryの新しい挑戦
「YOD Gallery」は、2008年に大阪で設立され、以来アーティストとともに新たな価値観と表現を発信し続けてきました。東京では既に「YOD TOKYO」を展開しており、全国的にその存在感を増しています。このたび、東京店が「TERRADA ART COMPLEX II」の3階にオープンし、アートの新たな発信拠点となるでしょう。
オープン初日から約2ヶ月にわたって行われる展覧会では、「関根伸夫展 空相 ‒ ⽪膚」が開催されます。関根伸夫は、1960年代から1970年代にかけて日本の美術界で注目された「もの派」の作家です。今回は彼がロサンゼルスで最後の作品として取り組んだシリーズが約30点展示され、その作品群は環境や空間への深い理解を反映しています。
天王洲のアートシーンを牽引
「TERRADA ART COMPLEX」は、2016年に第一期、2020年に第二期がオープンして以来、国内外の多くのアート関連施設が集まる文化の中心地として機能しています。ギャラリー間をつなぐガーデンスペースは、アートファンにとっての憩いの場としても利用されており、アートイベントなどが行われることもあります。
アート文化発信のために、現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT MUSEUM」やアートギャラリーカフェ「WHAT CAFE」、さらには画材ラボ「PIGMENT TOKYO」など、さまざまな施設を運営することで、地域活性化を図っています。
アートを身近にする場
「YOD Gallery東京店」では、作品の展示だけでなく、アートに対する新しい理解を促進するためのイベントやワークショップも企画されています。これにより、アートがより身近に感じられる環境が整えられ、多くの人が気軽に訪れることができるギャラリーとなることでしょう。
臨場感あふれるアート体験
関根伸夫展では、彼の代表的なシリーズである“空想 ‒ ⽪膚”を中心に、さまざまな形式の作品が展示されます。彼は日本の伝統的な精神性を尊重しながら独自の視点を持ち続け、新たな表現を追求してきました。特に、彼の作品が展示される「YOD Gallery東京店」のスペースは、アートが生まれる環境や背景を体感できる重要な要素となります。
ギャラリーオープン後も、ぜひ足を運び、アートの魅力を直接感じていただきたいと思います。新しい刺激と発見がきっと待っています。アートファンにも、これからアートに触れたい方にも、見逃せないスポットとなることでしょう。
ギャラリー情報
- - 名称:YOD Gallery東京店
- - 開廊時間:火・水・木・金・土 12:00〜19:00 / 日・月 定休
- - 公式サイト:YOD Gallery
TERRADA ART COMPLEXやYOD Galleryの今後の展開に期待が寄せられています。これからもアートを通じて多くの人々がつながり、地域がさらに発展することを願っています。