第20回「日本FP学会賞」受賞論文発表
2025年10月4日、東京都港区に位置する慶応義塾大学で、パーソナルファイナンスの発展を目指す日本FP学会が主催する第20回「日本FP学会賞」の受賞論文が発表されました。この賞は、個人の資産設計や資産管理の理論を体系化することを目指し、研究者および実務者からの優れた研究成果を表彰するものです。
今回は、最優秀論文賞、優秀論文賞、日本FP学会奨励賞、日本FP協会賞の4つが発表され、以下の4作品が受賞しました。
受賞論文リスト
最優秀論文賞
- - 論文名: 株主アクティビズムが経営規律に与える影響:日本における第一興隆期と第二興隆期の比較実証分析
- - 受賞者: 榎本 邦明氏(えのもと くにあき)
優秀論文賞
- - 論文名: 日本の個人投資家の株式保有期間に関する分析
- - 受賞者:
- 池端 卓也氏(いけばた たくや)
- 森田 充氏(もりた みつる)
- 亀坂 安紀子氏(かめさか あきこ)
日本FP学会奨励賞
- - 論文名: 退職後家計の「人生の三大費用」重複リスク問題
- - 受賞者: 丸山 桂氏(まるやま かつら)
日本FP協会賞
- - 論文名: 高齢者の居場所、孤独・孤立、生きがいの考察~自助・共助・公助のあり方を再考する~
- - 受賞者:
- 中村 佳代子氏(なかむら かよこ)
- 梶山 日向氏(かじやま ひなた)
- 榎 恵子氏(えのき けいこ)
日本FP学会について
日本FP学会は、2000年に設立され、グローバリゼーションの影響を受けつつ、パーソナルファイナンスに関する研究や教育を普及する活動を行っています。個人の資産管理のスキルを高め、金融システムの安定性を図ることを目指しています。
今回の受賞論文は、それぞれ異なる視点からパーソナルファイナンスや個人投資に関する重要なテーマを扱っており、今後の社会に役立つ知見を提供しています。
次回の論文募集
また、日本FP学会では第21回「日本FP学会賞」の論文申し込みも開始されています。詳細について興味のある方は、公式サイトを訪れ、応募要項をご確認ください。今後も多くの研究者による新たな発表が期待されます。