双日とTESが資本提携!環境意識高まる中でのIT資産有効活用へ
双日とTES、資本提携がもたらす新たな可能性
テクノロジーの発展に伴い、企業からのIT資産管理の重要性は増す一方です。このたび、グローバルIVIT資産の有効活用を目指すTESグループが日本での展開を加速させるため、双日株式会社との資本提携を発表しました。この提携により、テスアムジャパンが新たなサービスを展開し、国内市場においても競争力を持つことが期待されています。
資本提携の背景
TESは世界20か国に37の拠点を持ち、電子機器ライフサイクルマネージメントサービスを提供する企業です。急速に進化するテクノロジー環境の中で、データセキュリティや環境配慮型サービスの需要が高まっています。特に日本市場では、データ漏えいや環境問題への対策が求められているため、TESのサービスが一層重視されています。双日が株主として加わることで、国内企業向けにリユース・リサイクルの革新を実現することが狙いです。
新サービスとその特徴
テスアムジャパンは、国内初となる「出張型HDD/SSD/LTO破砕トラックサービス」を開始。このサービスでは、クライアントの立ち会いの下、専用破砕機を用いてデータ記録メディアを安全に破砕します。これにより、顧客はデータ漏えいを未然に防ぎつつ、環境意識の高い処理を実現できます。プライバシーを守りながら、安心してIT資産を管理できる仕組みを提供することが、その特徴です。
環境意識の高まりと企業の役割
近年、持続可能な開発目標(SDGs)が注目を集める中で、企業の社会的責任(CSR)が重要視されています。TESは、2030年までに10億キログラムのIT資産を持続可能にリユース・リサイクルすることを目指しており、双日との提携を通じて、日本の循環経済を推進する持続可能な技術ソリューションを提供する意向です。
TESの最高経営責任者ゲイリー・スティールは、「双日はTESの理想的なパートナーであり、この提携を通じて持続可能な世界を実現するために努力したい」と述べています。しっかりとしたビジョンを持つ双日との協力により、効果的な環境対策が一層進展することでしょう。
企業の未来を見据えて
双日は広範なビジネスを展開し、自動車や航空宇宙、エネルギー分野において積極的な投資を行っています。TESとの連携により、リチウムイオン電池リサイクルやエネルギーストレージ事業を強化し、今後の貴重な資源の供給源としての位置づけも目指しています。環境問題への取り組みが企業の評判にも直結する時代にあって、今回の提携は大きな意義を持つと言えるでしょう。
まとめ
TESと双日の資本提携は、データセキュリティや環境対策において新たな一歩を踏み出すことを意味しています。新しいサービスの展開と共に、企業が持続可能な未来へ向かうための模範となることが期待されます。今後の展開に注目が集まります。
詳しい情報はTESおよびテスアムジャパンの公式ウェブサイトでご確認ください。
会社情報
- 会社名
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TES-AMM JAPAN 株式会社
- 住所
- 神奈川県相模原市中央区宮下1丁目2番31号
- 電話番号
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042-703-6211