医療機関向けAIマスキングツール「ID-AI Masky」のご紹介
株式会社インフォメーション・ディベロプメントは、医療機関での安全なデータ利用を実現するため、AIを活用したマスキングツール「ID-AI Masky」の提供を2026年8月より開始します。このツールは、診療情報や医療画像データを安全に処理することを目的として設計されています。
ID-AI Maskyの特徴
「ID-AI Masky」は、高度なAI技術を搭載しており、次のような特長を有しています。
1.
自動検出とマスキング処理: 専用のAIが医療特有の画像パターンを学習しており、レントゲン写真や顔写真に含まれる個人情報を自動的に検出し、高精度でマスキング処理を行います。
2.
完全オフライン環境: 本ツールは院内の完全オフライン環境で稼働し、処理データを外部に送信しない設計となっているため、情報漏洩のリスクを大幅に軽減しています。
3.
簡単な操作フロー: 利用者は、AIによる検出とマスキング処理を経て、最終確認を行うというシンプルな3ステップで運用できます。これにより、業務の効率が向上し、無駄な工数を削減することが可能です。
4.
大量データの一括処理: 医療現場における大規模な二次利用ニーズにも対応可能で、複数のデータを一度に処理することができます。
開発の背景
近年、医療分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に伴い、診療情報や医療画像データの二次利用・分析ニーズはますます高まっています。しかし、一方で個人情報保護の観点から、匿名化やマスキング作業は依然として手作業に依存していることが多いのが実情です。
手作業によるマスキングは、多くの場合作業工数の増大や品質のばらつき、さらには情報漏洩リスクの増加といった課題を生んでいます。また、担当者にとっては、患者の顔写真や個人情報を含む画像のチェック・加工作業が心理的負担となることも少なくありません。
このような背景を踏まえ、当社は「ID-AI Masky」を開発しました。本ツールの導入により医療データの効率的な利用と安全な運用を実現し、医療分野の発展に貢献することを目指しています。
今後の展望
「ID-AI Masky」は2024年2月から大学病院向けに試験導入を行い、このたび開発が完了したため、より多くの医療機関でも利用できるようになります。このツールの稼働により、医療データの匿名化業務における負担を軽減し、個人情報保護を強化しつつ、研究や教育の場での医療データの利活用を加速していきます。
詳しいサービス内容については、公式サイトをご覧ください:
ID-AI Masky
会社概要
インフォメーション・ディベロプメントは1969年に設立され、ITシステム運用やアプリケーション開発を通じて金融機関やライフライン、交通・運輸など幅広い分野で社会インフラを支えています。今後も、高い技術力と顧客ニーズに応じたサービスを提供し続け、「Waku-Wakuする未来創り」に取り組んでいきます。