SUVACOが発表した「いい家・オブ・ザ・イヤー2024」
大阪に本社を構える株式会社ミラタップが運営するマッチングプラットフォームSUVACO(スバコ)は、住宅に関するユーザーからの支持をもとにした「いい家・オブ・ザ・イヤー2024」を発表しました。このランキングは、2024年に新たに公開された850件の住宅事例の中から、ユーザーの評価が特に高かった15件を選出したものです。ランキングの集計は、2023年12月6日から2024年11月15日まで行われました。
ランキング結果
1位に選ばれたのは「&SPACE」です。これは、こぢこぢ一級建築士事務所の小嶋良一氏による設計で、キャンプを愛する施主が自宅に居ながら本格的なキャンプ体験を楽しめるような空間が特徴です。川のせせらぎや美しい山々の景色が室内からも楽しめるように設計されています。
2位には、ヤマダ・アーキテクチュアの山田真也氏による「カテドラル廊下の家:空の光と共にくらす」がランクインしています。この住宅は築100年の戸建てをリノベーションし、プライバシーを保ちながらも採光を確保するための中廊下に吹き抜けを取り入れた、開放的な空間が魅力です。
3位には、「街角の森閑 ~喧騒の中で静かにくらすための家」が選ばれ、エキップが手掛けました。賑やかな通りの角地にありながら、吹き抜けを利用して外の喧騒を感じさせない落ち着いた住空間を実現しています。
トップ10の住宅事例
以下に、ランキング上位に選ばれた他の住宅事例を簡潔に紹介します。
4位はCo-DESIGN OFFICEによる、天然の大理石に囲まれた高級感のある住まい。
5位の「076T.W.ゲストハウス in 山中湖」はアトリエ137一級建築士事務所が担当。
6位には中村らんアトリエによる「海霞む家」。
7位は越前良太デザイン研究所の「下鴨の家 新築工事」。
8位の「青木湖の住宅(リノベーション)」は360°納谷新によっています。
9位は平泰博による、素材感が引き立つナチュラルモダンな邸宅です。
10位に選ばれたのは、一級建築士事務所ikmoが手掛けた「のがたのいえ」です。
2025年の家づくりのトレンド
ミラタップの住宅事業部長、會田敦史氏によると、2025年の家づくりに関して以下のようなトレンドが見込まれています。
1.
タワーマンションのリフォーム需要:1997年以降に建設されたタワーマンションがリフォーム適齢期を迎え、需要が増えるでしょう。
2.
郊外への移住の増加:リモートワークの普及と都市部の住宅価格の高騰により、郊外への移住が進んでいます。
3.
安全性と耐震の重視:異常気象により、耐震性を重視した住まいが好まれ、新築では耐震等級3が標準になってきています。
SUVACOについて
SUVACOは、理想の住宅づくりを望む人々と、住宅の設計・施工に精通した専門家を結び付けるプラットフォームです。多様な住宅事例やトレンド、お役立ち情報を提供しており、専門家紹介サービスも展開しています。独自のヒアリングに基づき、ユーザーのニーズにマッチした専門家を無料で提案しています。より良い家づくりのためのパートナーとして、高い専門性を持つ仲間との出会いを提供しています。