シルクスカーフ『OGURA』
2023-07-06 10:00:03

石川県の老舗工房が生み出すシルクスカーフブランド『OGURA』の魅力

伝統と現代が交差するシルクスカーフブランド『OGURA』



石川県小松市にある小倉織物が新たに立ち上げたシルクスカーフブランド『OGURA』。このブランドは、1895年の創業以来、シルクジャガードの老舗として日本の伝統的な美を世界へ発信してきた小倉織物が、現代のファッションに向けて再構築したものです。国産のシルクジャガードの生産工場は今や小倉織物だけとなり、伝統工芸が存続の危機に瀕しています。ですが、職人たちの技術を後世に残し、広めていくための新たな挑戦として『OGURA』が誕生しました。

他にはないシルクジャガードへのこだわり



ジャガード織物は、そのデザインが直接生地に織り込まれているため、立体感としなやかさを兼ね備えています。小倉織物は日本唯一のシルクジャガード織工場として、その技術を駆使し、他にはない独自の質感を実現しています。熟練の職人たちが使用する織機は、60年以上の経験を有する職人でも扱いが難しいものもあり、その高い技術力は業界内外から支持を受けています。

伝統を守り続ける職人の技



古来より受け継がれてきた職人の技術は、OGURAのシルクスカーフにも活かされています。職人たちが新たなデザインに挑戦し、伝統技術を守り続けることで、現代的な美しさを持つ作品を生み出しています。特にシルクは、肌に優しく、UVカット機能や保湿性に優れた素材です。これにより、一年を通じて快適な着用感が実現されます。

和の自然美を表現したデザイン



『OGURA』の魅力は、商品のデザインにも強く表れています。自然からインスパイアを受けたデザインコンセプトは、視覚的にも心地よさを感じさせます。たとえば、商品名によると、銀杏の葉から着想を得た「Ichou」や白山の雲をイメージした「Unkai」、さらには水面に広がる波紋を表現した「Hamon」など、各スカーフは日本の自然美を融合させた作品です。

限定生産とその魅力



『OGURA』は職人の手作業による製造にこだわり、数量限定で販売されます。これにより、よりパーソナルで特別感のある商品の提供が可能となります。先行販売は先着100名様とし、販売情報は公式SNSやLINEアカウントを通じてお知らせしています。

小倉織物が伝える未来へ



小倉織物の5代目、久英氏は、コロナ禍で経済が疲弊している中で『OGURA』のブランドが新たな希望となると語っています。シルクジャガードの技術を継承し、ファッションを楽しむ人々に向けた挑戦を続けていく決意を示しています。

『OGURA』のシルクスカーフは、ただのファッションアイテムではなく、歴史と文化が詰まった一品です。ぜひ一度、その手触りと美しさを体感してみてください。新たな和の自然美をあなたの日常に取り入れ、一層豊かな生活を楽しんでいただけることでしょう。

会社情報

会社名
小倉織物株式会社
住所
石川県小松市新町86
電話番号

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