新刊『意味がわかるとおもしろい!世界のスゴイ彫刻』の魅力
2025年1月30日に発売される『意味がわかるとおもしろい!世界のスゴイ彫刻』は、古今東西のさまざまな彫刻作品を楽しく紹介する一冊です。この書籍は、彫刻に対する理解を深め、身近に感じてもらうことを目的としています。
彫刻の多様な世界
彫刻とは、石や木を彫ったり、粘土を使ったり、金属を流し込んだりして創り出される芸術作品を指します。一見すると、絵画に比べて親しみづらい印象を持つ方も多いですが、実はスフィンクスやハチ公像、古代の土偶や仏像まで、私たちの身近には多くの彫刻が存在しています。
本書では、約70点のさまざまな彫刻作品を特大ビジュアルで紹介し、作品の魅力を余すところなく伝える工夫がされています。
特徴的な内容
本書の魅力は、楽しい文体と印象的なイラストにあると言えます。作品ごとに制作背景や意図、技術などをわかりやすく解説し、彫刻の楽しみ方を読者に伝えます。考案者やモデルに関するイラストも交えており、これにより読者は作品に親近感を抱くことでしょう。
さらに、特大サイズの高画質な図版を多く掲載し、実物の迫力を感じながら細部を観察することができます。見開きをまたぐ図版は特に圧巻で、視覚的にも楽しませてくれる要素の一つです。
充実したコラムや資料
また、本書には西洋と日本の彫刻の歴史が分かる年表や、登場する作品を実際に観賞できる美術館のガイド、さらには彫刻の作り方の多様性を呈示するコラムも用意されています。これにより、単に知識を得るだけでなく、実際に彫刻を訪ねてみたくなるような情報が詰まっています。
目次のご紹介
例: 考える人、遮光器土偶、モアイ、など
妄想対談:ロダン×ミケランジェロ
例: 奈良の大仏、ダヴィデ像、ミス・ブラック・パワー、など
妄想対談:定朝×運慶
例: サモトラケのニケ、自由の女神、忠犬ハチ公像、など
妄想対談:高村光雲×ポンポン
巻末には、彫刻のつくり方に関する事例や高さの違いを比較できる特集などもあり、興味をそそる内容が多数詰まっています。
著者プロフィール
著者の佐藤晃子さんは、西洋と日本の美術をわかりやすく解説する書籍を数多く執筆してきました。過去の著作には『源氏物語解剖図鑑』や『音声ガイドで聴く名画』などがあり、幅広い知識と見識を持っています。
この新刊『世界のスゴイ彫刻』で、彫刻の知られざる魅力を探求し、視覚的にも知識的にも楽しむことができる貴重な体験を得られることでしょう。知識を深め、感性を豊かにするための一冊として、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?
商品概要
- - タイトル: 意味がわかるとおもしろい!世界のスゴイ彫刻
- - 定価: 2,750円(税込)
- - 発売日: 2025年1月30日
- - サイズ: A4変(290×224mm)/180ページ
- - ISBN: 978-4-05-206034-2
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