中部物流改善発表会2023が開催
2023年2月21日(火)、中部地区で待望の中部物流改善事例発表会が2年ぶりに開催されます。このイベントは、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会と一般社団法人日本物流資格士会が共催し、企業が物流現場での改善に取り組んだ際の成果を広く発信するための重要な機会となります。
発表会の目的と意義
中部物流改善事例発表会は、企業が自らの物流現場で行った工夫や努力の結果を共有する場として位置付けられています。参加企業は発表を通じて、業界全体の改善への意識を高めることができ、また他社の成功事例を学ぶことで自社の取り組みに活かすことが期待されています。
特に、身近な工夫や些細な改善でも受け入れられるため、小規模な企業や新たに改善活動を始めた企業にとっても参加しやすい環境が整っています。そのため、改善活動の実施を促進し、各社の物流の質を向上させることが狙いです。
募集内容と応募締切
現在、中部物流改善事例発表会では参加企業からの改善事例を募集中です。応募の際には、次のような事例が求められています:
- - 生産性や物流品質、安全性向上のための施策
- - 物流現場における環境負荷軽減やコスト削減の取り組み
- - 新型コロナウイルス対応策や、顧客サービス向上のための施策
改善事例の大小は問われず、少しの工夫が大きな結果につながる可能性があります。応募の締切日は2022年11月18日とのことで、詳細は協会のウェブサイトに掲載されています。
過去の参加企業
過去の発表会には、アイロップ株式会社やアドバンスト・ロジスティックス・ソリューションズ株式会社、株式会社ケー・シー・エスなど、業界をリードする多くの企業が参加しました。これらの企業が示した成功事例は、他の企業にとっても大きな刺激となります。
物流改善研究会の開催
中部物流改善事例発表会の前日から、物流改善の進め方について学ぶ「物流改善研究会」も始まります。この研究会では、参加企業同士の情報交換を促進し、実際の現場視察を通じて問題点や改善策の検討が行われます。さらなる改善を目指す企業にとって、非常に価値のある機会です。
物流改善事例発表の重要性
日本ロジスティクスシステム協会の取り組みとして、関東、中部、関西、九州ではそれぞれ物流改善に関する発表会が実施されています。中部地区の発表会は、改善の大小を超えて、多様なアプローチを歓迎する特徴があります。この発表会を通じて企業は、自社の取り組みを見つめ直し、さらなる成長を目指すことが可能になります。
また、全日本物流改善事例大会も5月に東京で開催予定で、参加することで全国的なアピールの場ともなるため、物流改善に興味がある企業はこれを契機として取り組みを一層強化していくことが望まれます。さあ、あなたの企業の改善活動を発表し、共に物流業界の発展に寄与しましょう。