防災とキッチンカーの新たな取り組み『もしもFES 2025』に参加

新しい防災の形『もしもFES 2025渋谷』にモビマルが参画

株式会社シンクロ・フードが運営する移動販売プラットフォーム「モビマル」が、2025年8月30日・31日に東京・渋谷で開催される防災イベント『もしもFES 2025渋谷』に参加します。このイベントは、地元渋谷区ともしもフェス実行委員会が連携し、災害時に必要な知識や対策を学ぶ場として注目されています。昨年の開催からの継続イベントとなる今回、モビマルはその専門的な知見を活かし、現場のニーズに合った出店方法を提案することとなりました。

近年の食支援とモビマルの役割

昨今、災害時の食事提供の重要性が高まっています。そこで、モビマルが率先して取り組んできたのが、全国のキッチンカー事業者との連携です。例えば、能登半島地震では、NPOと連携して被災地に食事を提供するための事業者派遣を行いました。また、品川区と結んだ「災害時におけるキッチンカーによる炊き出し等の実施に関する協定」も防災体制の強化に寄与しています。これらの実績が評価され、多くの自治体からも期待を寄せられています。

キッチンカーの強みとその可能性

「もしもFES2025渋谷」において、モビマルはキッチンカーの利点を最大限に活かす取り組みを行います。キッチンカーは限られた環境でも効率的に調理ができ、短時間で温かい食事を提供できます。また、通常のメニューには即応性や栄養バランスが備わっており、災害時にも適用可能です。この機動性と柔軟性が、災害支援における大きな強みとなります。

今年の『もしもFES』では、主催者がメニューを一方的に決定するのではなく、事業者が自ら提案できる仕組みを採用しました。これにより、参加事業者は自分たちの提案を通じて防災に対する理解を深めることができ、災害時における共助の体制が築かれていきます。

『もしもFES 2025』の概要

開催日時

- 2025年8月30日（土）・31日（日）10:00〜17:00（入場料無料・雨天決行・ペットOK）

開催場所

- 代々木公園イベント広場・ケヤキ並木

主なコンテンツ

- 体験・展示エリア – 避難生活を学び、日常からの備えに繋げる最新情報を紹介。
- ワークショップエリア – 大地震時の行動パターンを学ぶ楽しいセッション。
- アウトドアエリア – 防災×キャンプの体験コーナー。
- ステージエリア – 各団体やキャラクターによるトークセッション。
- フィナーレステージ – メディアのアナウンサーが登場し、広く防災を学ぶ場に。
- 特別展示 – 東京消防庁の40mはしご車の出動。

今後の展望と防災への取り組み

モビマルは、『もしもFES2025渋谷』での活動をモデルケースとし、今後も自治体や防災関連団体との連携を強化していく考えです。災害時のキッチンカーの機動性と即応性は、地域防災力の向上に寄与することができます。これからも、各地での防災イベントや災害対応において、キッチンカーが重要な役割を果たすための支援を行ってまいります。