子どもの読書意欲
2025-06-20 13:25:47

「Yomokka!」利用者アンケート結果に見る子どもの読書意欲の変化

課題解決へ向けた新たな挑戦、電子図書館「Yomokka!」



近年、子供たちの読書離れが問題視されていますが、株式会社ポプラ社の提供する読み放題型電子図書館「Yomokka!」が、その逆の効果をもたらす調査結果が発表されました。2025年2月から3月にかけて実施されたアンケートでは、1370名の小学生が参加し、読書を通じたさまざまな前向きな変化が見られました。

読書好きになるきっかけ



「Yomokka!」を利用した児童の約83%が、「本を読むのが好きになった」と回答しており、特に利用頻度の高い児童ほどポジティブな変化が見られました。例えば、ほぼ毎日「Yomokka!」を利用した295人のうち、約60%が「本を読む時間が増えた」と感じています。このデータから、電子図書館が読書環境を整え、子どもたちに新たな読書体験を提供していることが伺えます。

不読率の改善



「Yomokka!」を使用する前は読書が苦手だった357人の児童が、本を読むようになったと答える傾向が見られ、不読率の改善も期待できる結果となりました。視覚的に楽しむことができる電子書籍は、紙の本と同じように、またはそれ以上に児童に受け入れられています。

紙の本にもつながる



さらに、「Yomokka!」で読んだ本をもとに、書店や図書館での紙の本の購入・借用について尋ねたところ、全体の40%以上、さらに毎日利用する児童ではその数が60%に達していることが明らかになりました。これにより、「Yomokka!」の利用が子どもたちの読書活動を促進し、紙の本を手に取るきっかけになっていることがわかります。

ICT機器の恩恵



次に、ICT機器の活用に関連した調査においても、「Yomokka!」の利用頻度と学習の効果が相関していることが示されました。特に、高学年の児童がICT機器を利用したときの学びにおいて良い効果を感じる傾向が強く見えました。特に、問題が分からない時にすぐに調べられることや、楽しみながら学べることが高く評価されています。

国語の勉強が好きになる



また、「国語の勉強は好きだ」という問いに対しても、「Yomokka!」をほぼ毎日利用した80%以上の児童が肯定的な回答をしました。これに対し、利用頻度が低い子どもたちの中では、その割合が約50%にとどまりました。この結果から、「Yomokka!」が国語の学習意欲を高める役割を果たしているといえるでしょう。

「Yomokka!」の目的



「Yomokka!」は、“いつでも、どこでも、好きなだけ!”をコンセプトに、児童たちに新たな読書の世界を提供することを目指しています。2025年6月現在、42社の出版社から4800冊以上の作品がそろっています。「MottoSokka!」の一部として、ここでの学びが好奇心の循環につながることを目指しています。

結び



ポプラ社が推進する「Yomokka!」や「MottoSokka!」は、子どもたちの教育と読書習慣に革新をもたらす取り組みとして注目されており、今後のさらなる成果に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社ポプラ社
住所
東京都品川区西五反田3丁目5番8号JR目黒MARCビル12階
電話番号
03-5877-8101

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