モリサワが贈る新たな書体の世界
株式会社モリサワが、2025年10月15日水曜日の14時より、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」にて、2025-2026年新書体の第1弾を発表します。これにより、長年親しまれてきた書体を中心に、さらなるフォントラインアップが拡充されることになります。
フォントアップグレードの詳細
今回の新書体は、特に「TypeBank PASSPORT」から培った個性豊かなフォントを、Morisawa Fontsで利用できるようにするものです。新たに追加されるフォントは、写研書体のOpenTypeフォント開発プロジェクトによる「写研クラシックス」を含む、合計85ファミリーの多様な書体です。これにより使用者は、より豊かな表現力と独自性を持ったデザインが可能となります。また、新書体のラインナップやリリース日については、今後の発表をお楽しみにということです。
新書体の入手方法
新書体の利用には、Morisawa Fontsサービスサイトにてアクティベートが必要です。これに伴い、契約中の顧客には電子メールでお知らせが届く他、モリサワの公式ウェブサイトやSNS(X/Facebook)でも情報を発信します。特に、新書体は「スタンダードプラン」や「業界別プラン」、および「Webフォント」など、さまざまなプランからアクセス可能です。
特別なお知らせ
注意すべき点は、MORISAWA PASSPORTにおける新書体の提供は終了したことです。そのため、Morisawa Fontsへの移行を検討されているお客様には、新書体サポートプログラムが用意されています。具体的な条件や詳細については、モリサワからの今後のお知らせを確認することが推奨されます。また、「Select8プラン」では、一部のフォントが提供対象外になることや、Webフォントサービス「TypeSquare」には新書体が含まれないことも忘れずにご注意ください。
利用環境とサポート
新しいフォントを使用するためには、Windows 11 23H2以降またはmacOS 11以降の環境が必要となります。また、常時インターネット接続が求められるため、事前に確認しておくことが望ましいでしょう。教育機関や公共団体向けの型版から新書体サポートプログラムも展開されており、これに関する詳細情報も随時発表される予定です。
最後に
新書体の発表を待ち望むデザイナーやクリエイターの皆さんにとって、これは新たなインスピレーションの源となることでしょう。モリサワの新しいフォントたちが、どのようにデザインの世界に新たな彩りを添えるのか、期待が膨らみます。それでは、2025年10月15日の提供開始を楽しみに、最新情報を待ちましょう。