AI駅係員『こころ』
2025-01-17 14:48:12

京王電鉄が実施するAIアバター駅係員『こころ』による案内サービス

未来の駅案内サービス、AIアバター『こころ』の実証実験



京王電鉄株式会社とAVITA株式会社は、新たな形の駅案内サービスとして、AIアバター駅係員『こころ』を活用した実証実験を2024年1月17日から3月31日まで実施します。この試みは、少子高齢化が進む中での人手不足解消に向けた取り組みとして注目されています。

実証実験の概要



実証するサービスは、アバター接客サービス『AVACOM』を利用し、改札付近に設置された案内用タブレットを通じて行われます。お客さまがこのタブレットに話しかけることで、AIが自動的に質問に回答することが可能です。AIが適切な回答を提供できない場合には、遠隔でオペレーターがアバターを通じて対応するシステムも整っています。これにより、顧客にスムーズなサポートを提供しつつ、データ収集も行われます。

対象駅とサービス内容



今回の実証実験は、京王新線新宿駅新都心口と聖蹟桜ヶ丘駅東口の2カ所で行われます。新宿駅では、毎日6時45分から22時00分まで、聖蹟桜ヶ丘駅では4時から25時までサービスを提供します。駅の特性と顧客ニーズに基づいて、的確な情報提供を行うことを目指しています。さらに、オペレーターによる能動的なサポートが重要なポイントです。

また、約100言語を扱うリアルタイム翻訳機能により、インバウンド需要にも対応し、外国のお客さまにも迅速にサポートができる体制を整えています。

『こころ』の役割と期待



AIアバター『こころ』は、近未来的な装いを持つ新人駅係員として設計されています。この名前には「心を通わせる存在でありたい」という願いが込められています。AIに対する誤解、すなわち冷たさを払拭し、地域の人々に寄り添う存在として機能することが期待されます。実験を通じて、顧客ニーズのデータ収集も行い、今後のサービス向上に繋げることが目指されています。

目指すもの



この実証実験は、少子高齢化に伴う労働力人口の減少という社会的課題に対して新しい解決策を提案する意味でも重要です。駅業務が効率化されることで、多様な働き方ができるようになり、地域のニーズに応えながらサービスの質を向上させていくことが求められます。今後は、実験で得たデータを分析し、駅業務の新たな形を模索していく予定です。

連絡先



お客さまからの問い合わせは、京王お客さまセンター(TEL:03-3325-6644、9:00~18:00)までお願いします。これからも、地域に密着した信頼される駅づくりを進めていくことでしょう。情熱あふれる取り組みに期待が高まります。


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会社情報

会社名
京王電鉄株式会社
住所
東京都多摩市関戸一丁目9番地1
電話番号

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