次世代自販機実験
2025-07-24 13:21:15

次世代エネルギーを活用した自動販売機の実証実験が始まる!

最先端技術を利用した自動販売機が誕生



サントリーホールディングスとPXPが、カルコパイライト太陽電池を利用した自動販売機の実証実験を開始します。このプロジェクトでは、相模原市立相模原麻溝公園で、2025年から1年間にわたり進められ、次世代の太陽電池技術の実用性を検証することが目的です。

カルコパイライト太陽電池とは?



カルコパイライト太陽電池は、軽量で曲げることができ、屋外での耐久性や耐衝撃性に優れているとされる次世代型の太陽電池です。この新技術を搭載した自動販売機の登場は、環境に優しいエネルギーシステムの新たな可能性を示しています。

従来のシリコンを用いた太陽電池は、大きくて重いため設置の際に特別な設備が必要でした。しかし、カルコパイライトはその特性により、自動販売機に直接設置できるため、取り扱いが大幅に楽になります。設置場所やパネルの数にも制限が少なくなることから、発電量の向上も期待できるでしょう。

取り組みの背景



今回の取り組みは、脱炭素社会を実現するためのソリューションの一環として、三菱商事の仲介のもとで進められています。サントリーとPXPが協力し、実証実験に向けてカルコパイライト太陽電池を採用することにより、これまでの常識を覆すような新しい自動販売機の形を作り上げていくのです。

実証実験の目的



この実証実験では、単に自動販売機を運営するだけでなく、電力供給能力や実用性の検証も行います。将来は電源のない地域への設置を視野に入れ、災害時の電源としての潜在能力も探ります。この実験を通じて、今後の活用先を工場や倉庫などに広げていける可能性も考えられています。

期待される成果



今回のプロジェクトにおいて、サントリーは自動販売機の提供を行い、設置場所の拡大や災害時の電源利用を目指していきます。一方のPXPは、太陽電池の技術提供を担当し、検証を行うことで新たな活用先を模索します。

この実証を成功させることで、再生可能エネルギーのより一層の普及を促進し、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとなるでしょう。


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会社情報

会社名
サントリーホールディングス株式会社
住所
大阪府大阪市北区堂島浜2-1-40
電話番号

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