インフォコーパス、製造現場のDXを加速させる新プランを発表

インフォコーパス、製造現場DXの強力な味方「My First IoTシリーズ」を始動

株式会社インフォコーパスが新しく提供を開始した「My First IoTシリーズ」for "SensorCorpus Entry Edition"は、製造業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進することを目的としたプランです。自社開発のIoTプラットフォーム「SensorCorpus」を基盤に、製造現場での見える化や効率化を図るための実践的なステップを提供します。

背景

昨今、日本の生産性がOECD38カ国中30位という厳しい評価を受けている現実を目の当たりにしています。このデータは、日本の製造業がDXを推進すべき理由の一端を物語っています。生産年齢人口の減少や人材不足が深刻化する中、特に製造業のDX化は緊急の課題として浮上しています。実際に、製造業の企業の多くが稼働状態の見える化を望みながら、実現できていない現状があります。

「My First IoTシリーズ」概要

インフォコーパスが展開する「My First IoTシリーズ」では、誰にでも手軽に導入できるパッケージが用意されており、特別なスキルを必要とせず、自らの手で作業を進めることができます。これまで多くの製造業界においてIoTやDX導入支援の経験を積んできたインフォコーパスは、経営層の支援や現場の人材育成が重要だと考えています。そこで、製造現場の実情や業務に精通した人がDX人材として育成されることが必要です。

提供されるパッケージ詳細

以下の3つのパッケージが提供されています。

1. My First IoT 温湿度パッケージ

このパッケージでは、製品の品質管理や作業者の健康維持のために温湿度の測定が可能です。株式会社ティアンドデイ提供の温湿度センサー「おんどとり」を使って、現場の環境データをリアルタイムで管理できます。

2. My First IoT 電力パッケージ

製造業における電力コストの管理も重要です。このパッケージは、電力使用状況を可視化し、運用の見直しや機器の状態監視を行います。株式会社SIRC製のIoT電力センサユニットが利用され、簡単に設置できます。

3. My First IoT PLCパッケージ（2024年12月リリース予定）

このパッケージは、製造ラインの動作状況を取得するためのもので、リアルタイムな状況把握や品質管理の向上を図ります。最新のPLCデータを活用することで、戦略的な意思決定をサポートします。

導入の利点

「My First IoTシリーズ」は、製造業の企業が抱えるDX推進のハードルを取り除くことを目指しています。特に、初めの一歩を踏み出しやすい環境を整えることが大きな特徴です。従来の複雑な導入プロセスを簡素化し、誰もが取り組める形で提供されていますので、多くの企業にとって新しいチャンスとなることでしょう。

まとめ

インフォコーパスが新たに提供を開始した「My First IoTシリーズ」は、製造業が抱えるDXに向けた最初のステップです。各パッケージを通じて現場の状況を見仕入れることができ、経営面でもデジタル化の効果が期待できるでしょう。詳細や申し込みは公式サイトからご覧いただけます。これをきっかけに、多くの製造業がDXに目を向け、業務の改革に取り組むことを期待します。