福岡市における成長支援プログラムに選ばれたアークエルテクノロジーズ

福岡市の成長支援プログラムに選出

福岡市は、スタートアップ企業の成長をサポートするための「IPO等に向けた成長支援プログラム」を実施しています。この度、デジタルイノベーションを通じて脱炭素社会を目指すアークエルテクノロジーズ株式会社が、このプログラムに見事採択されました。

採択式の様子

採択式は、8月5日（月）に福岡市役所で開催され、アークエルテクノロジーズを含む6社が参加しました。式では、福岡市の高島宗一郎市長からの挨拶が行われ、支援事業者である株式会社WARCの山本彰彦代表がコメントを発表。さらに、採択企業はそれぞれの事業概要を説明し、意見交換の場も設けられました。

プログラムの目的

「IPO等に向けた成長支援プログラム」は、新規上場を目指すスタートアップ企業に対して、経営に関する現状分析や課題抽出を行い、経営課題の解決を支援することを目的としています。このプログラムを通じて、アークエルテクノロジーズは今後の成長に向けた支援を受けられることになります。

アークエルテクノロジーズの企業概要

アークエルテクノロジーズ株式会社は、2018年に設立され、福岡市を本拠地としています。代表取締役の宮脇良二氏が率いるこの企業のミッションは、「デジタルイノベーションで脱炭素化社会を実現する」ことです。具体的には、カーボンニュートラルに向けたデジタルサービスの提供と、企業向けのコンサルティング事業を展開しています。

同社は、GHG（温室効果ガス）排出量の計測から、戦略策定、実行・運用までを一貫して行うことができる体制を整えています。特に注目されるのは、EV（電気自動車）のスマート充電を一括自動化し、グリッド統合を目指す「AAKEL eFleet」と、GHG排出量の計測や削減策シミュレーションを行う「AAKEL eCarbon」です。

社会貢献活動

アークエルテクノロジーズは、持続可能な実践を支援する活動にも力を入れています。地元福岡でのビーチクリーン活動や植樹活動、間伐材の有効活用支援、さらに地元小学生を対象にしたSDGs作文コンテストの開催など、地域貢献にも尽力しています。これらの活動からは、企業の社会的責任（CSR）を強く感じることができます。

受賞歴

同社は、2022年にAPAC Cleantech 25のリストに掲載され、アジア太平洋地域の重要なクリーンテクノロジー企業25社の中で、日本の企業として唯一選ばれました。また、2023年には国際認証「B Corporation」を取得し、持続可能なビジネスモデルが評価されました。

未来の展望

アークエルテクノロジーズは、今後ますます脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強化し、福岡市を含む地域社会に貢献していくことが期待されます。成長支援プログラムを通じて新たな可能性を広げ、持続可能な社会の先駆者として、さらなる成長を遂げることに注目です。

アークエルテクノロジーズの最新の取り組みについては、公式ウェブサイト（https://aakel.co.jp/）をチェックしてください。