アートとサウナが織りなす新たな体験「チームラボ かみさまがすまう森」
チームラボが手掛ける「チームラボ かみさまがすまう森」が、今年で11年目を迎え、2025年7月18日(金)から11月3日(月)まで、九州・武雄温泉の御船山楽園で開催されることが決定しました。先日、チケットの販売が開始され、新たなアート作品《廃墟の湯屋の連続する存在》もお披露目されました。
会場と作品の魅力
御船山楽園は300万年の自然が育んだ広大な敷地で、約50万平方メートルもある大庭園が広がっています。ここに毎年、夏から秋にかけて展覧会が開催され、自然の美しさとデジタルアートが融合した作品が数多く展示されます。これにより、訪れた人々はアートと自然の共鳴を体感できるのです。
特に注目される新作《廃墟の湯屋の連続する存在》は、空間の変化を生み出す体験型の作品で、人が触れることによって新たな存在が生まれます。この体験は、従来のアート展とは一味違い、インタラクティブな要素が強調されています。
過去の評価とアート展の進化
この展覧会は、2015年から続くチームラボのライフワークとして知られています。その成果として、2021年にはCNNが発表した「行くべき世界の屋外アート展」に選出され、2017年にはデザインブーム誌において「アートインスタレーション TOP 10」の1位を獲得しました。本展は、訪れる度に新しい作品との出会いがあり、毎年多くのファンが足を運ぶ理由が明確です。
サウナとアートのコラボレーション
特筆すべきは、今年の展覧会が「御船山楽園ホテル らかんの湯」とのコラボレーションも行っている点です。通常のアート展に加え、サウナ体験ができる特別セットチケットも販売されます。サウナシュランで3年連続グランプリを受賞したこのホテルでは、和の心を感じる癒しの空間が提供されています。
サウナには、アロマの香りが漂うドライサウナや地域の薬草を用いたスチームサウナ、透明感のある武雄温泉の湯が用意されています。館内には、自然の美しさと新しいアートを楽しむための癒しの空間が整えられており、サウナの後にアートを楽しむことでリラックスした体験が提供されます。
多彩な展示作品
展覧会では、御船山楽園の池に投影される作品や、自然の花々が咲く様子を表現した《増殖する生命の巨石》など、見どころが盛りだくさんです。特に水の粒子を使ったアートや桜ともみじが光る森の展示は、幻想的な世界観を体感できます。
訪れる人々は、それぞれ異なる体験を通じて、自然とアートの新しい形を発見できるでしょう。自然の美しさを最大限に生かしたアート展は、ただの鑑賞ではなく、訪問者自身がその一部となる体験を提供してくれます。
チケット情報と開催概要
「チームラボ かみさまがすまう森」のチケットは、大人1,600円、中高生1,000円、小学生800円、未就学児は無料で入場可能です。チケットは公式サイト及び現地で販売されているため、事前にチェックしておくことをお勧めします。
この夏から秋にかけての素晴らしいアートと自然の融合を体験しに、ぜひ御船山楽園を訪れてみてください。詳細情報やチケット購入については公式サイトをご覧ください。
また、展覧会のハイライト動画やコンセプト動画もYouTubeで公開されているため、興味のある方はそちらもチェックしてみると良いでしょう。