「メタ英会話」新サービスが切り拓く未来の英語学習と地域貢献

メタ英会話がもたらす新たな学びの形

株式会社Meta Heroesは、2025年7月11日から新サービス「メタ英会話」を提供開始する。これに先立ち、2025年5月28日に開催された「防災万博」において、その概要が発表された。このサービスは、言語学習とメタバース技術を融合させることで、現代の課題解決に寄与することを目指している。

メタ英会話の魅力

「メタ英会話」は、言語教育とテクノロジーを結び付けた新たな学びの場である。ゲームやメタバースを活用し、リアルとバーチャルを行き来することで、参加者により効果的な学習体験を提供する。この新しい形の英会話教室「Hero Egg」と連携し、地域や個々の経験が形作られる独自のエコシステムを構築している。

特に、災害時における言語サポートや、多文化共生の促進に役立つことが期待されている。例えば、メタバースを利用した防災訓練の体験を通じて、参加者は防災意識を高めつつ、英語力も同時に向上させることができる。

「防災万博」登壇とイベント告知

Meta Heroesは「防災万博」で「メタ英会話」の潜在的な可能性について話し、防災や言語教育の重要性を訴えた。このイベントには、教育機関や市民、行政など多角的な参加者が集まり、共に未来を見据える場となった。有意義な発表の後、2025年6月21日には大阪・なんばで国際交流イベント「EXPOアフター国際パーティー」を開催することが決定した。このイベントでは、外国人参加者との言語交流や、メタバース体験ブースを通じて防災を学ぶ機会が提供される。

イベントの対象は小学生以上で、定員は40名、参加費は小学生500円、中学生以上1,000円とリーズナブルな価格設定だ。お菓子とドリンクも提供され、参加者同士の交流が促進される仕組みが整えられている。

未来を担う「Hero Egg」

Hero EggはメタバースやAIを学べるDX教育施設で、2024年8月に開設される予定だ。大阪の商業施設「なんばパークス」に位置するこの施設は、子どもと大人が共に学ぶことを掲げ、多彩なプログラムを展開。教育機会を無償で提供することで、地域の子どもたちが技術を学び、未来に挑戦する力を育む場を目指している。

今後のビジョン

Meta Heroesは、「言語×テクノロジー（EdTech）」の力を駆使し、日本の英語力向上を図るだけでなく、国境を越えたグローバルなヒーローを育成することを目指している。また、地域の教育機関や自治体、防災機関との連携を強化し、多文化共生を促進する学びの環境を整え、社会課題に取り組んでいく方針だ。