感動のミュージカル
2025-07-25 11:47:01

宮沢賢治の世界が彩る舞台「真昼の星めぐり」全国ツアースタート!

イーハトーブシアター「真昼の星めぐり」the Musicalの魅力



2025年7月20日、岩手県花巻市で初演を迎えたイーハトーブシアター「真昼の星めぐり」は、宮沢賢治のふるさとから全国を巡る感動の舞台です。今回の公演は、民俗芸能をベースに多彩な表現で知られるわらび座と、障害のイメージを変える文化創出を目指す株式会社ヘラルボニーとの共作で、特に注目を集めています。

このミュージカルでは、宮沢賢治の名作童話「やまなし」「虔十公園林」「どんぐりと山猫」などがモチーフになっています。物語は、女子高校生のあおいとめぐるが「失くしてしまった大切なもの」を探すためにイーハトーブの世界を旅するというもの。旅の中で彼女たちは多様なキャラクターたちと出会い、感動の瞬間を迎えます。

驚きの観客参加型体験



「真昼の星めぐり」の特徴的な点は、観客が物語の変化に合わせて色を変える光るボールを手にしながら観劇できることです。この演出により、舞台と客席の境界が曖昧になり、観客自身が物語の一部となります。開演時、客席いっぱいに揺れる光るボールは新しいコミュニケーションの形を提案し、観客に深い没入感をもたらしました。

客席の感動の声



初演を観た観客からは、多くの感動の声が寄せられています。ある女性は、「賢治さんの世界が美しく圧倒的に表現されており、感動しました」とコメントし、また別の観客は「舞台の迫力を感じて涙があふれました」と感想を述べています。

特に、鹿踊りの迫力あるダンスシーンや、作品独自のビジュアルが高く評価されています。参加した子どもたちとその保護者は、「この瞬間を体験できて幸せでした」と賛同するなど、世代を超えた感動が広がりました。

アートが舞台を彩る



わらび座とヘラルボニーのコラボレーションにより、宮沢賢治が描いた幻想的な世界がビジュアルでも表現されています。特に、ヘラルボニーの契約作家によるアートは舞台美術や衣裳に大胆に取り入れられ、観客を魅了します。また、民俗芸能を活かしたダンスシーンは、俳優たちの身体性を活かした個性的な演技を引き出し、視覚的な豊かさも提供しています。

デジタルとアートの融合



デジタル技術を使った演出も見どころの一つです。明るく光るボールは観客がハグしながら観劇することで、ただ見るだけではなく体験してもらうようデザインされています。これにより、他のミュージカルとは一線を画した独自の観劇スタイルが生まれました。

アクセシビリティの向上



舞台は誰もが楽しめるものでなければなりません。株式会社precogによるアクセシビリティ監修がなされており、多様な鑑賞サポートを提供している点も高く評価されています。これにより、様々な背景を持つ観客が安心して楽しめる空間が創出されています。

これからの公演



「真昼の星めぐり」は、花巻市や福島県郡山市での公演を経て、秋田市、盛岡市、青森市、仙台市、札幌市、東京、そして大阪などで全国ツアーが予定されています。公演が進むたびに、賢治の世界と観客の心がどのように触れ合い、感動を生むのかが期待されます。

このミュージカルは、ただの演劇にとどまらず、人々に深いメッセージを送り、共感を生む作品として位置づけられています。宮沢賢治の豊かな世界観を体験しに、ぜひ全国各地の公演に足を運んでみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
一般社団法人わらび座
住所
電話番号

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