2025年7月31日、広島市では被爆80周年を迎えるにあたり、歴史的な街のクリーンアップに向けた画期的なプロジェクトが始動しました。株式会社フォーステックと広島市、そして協賛企業株式会社ドリーム・アーツが連携し、中心街の街路ゴミ箱をIoTスマートゴミ箱「SmaGO」に全面的に入れ替え、合計16台が運用を開始したのです。このプロジェクトは「CLEAN FOR PEACE」というテーマのもと、ART BORN HIROSHIMAに所属するアーティストの手によって、平和の願いを込めたアートで包装されています。これにより、広島の街の美観を向上させ、国内外に平和のメッセージを広める役割も担っています。
特に目を引くのは、アートラッピングによるデザインです。「ART BORN HIROSHIMA」に所属するアーティスト、大沼寛明氏が手がけたこのアートは、平和や調和をテーマにした作品となっています。デザインには、「子どもから大人までアートでハッピーになれるように」というメッセージが込められており、普段のゴミ捨て行為を通じて市民や観光客が平和への思いを感じ取ることができるように工夫されています。