ゼロボードが受賞
2025-04-08 08:18:39

自動車サプライチェーンの革新!ゼロボードが産業技術大賞受賞

自動車産業の未来を切り拓く新しい技術が、ついに日本産業技術大賞でその功績を称えられました。株式会社ゼロボード(東京都港区)は、一般社団法人 自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センターやNTTデータなどとの共同開発によって、「ウラノス・エコシステム」に基づく自動車および蓄電池サプライチェーンのデータ連携サービスが、最高位である「内閣総理大臣賞」を受賞したのです。

技術革新を支える「ウラノス・エコシステム」

ウラノス・エコシステムとは、経済産業省が主体となり、国を超えて企業同士がデータを連携できるプラットフォームを指します。このエコシステムは、参加企業がそれぞれのデータ主権を保持しながら相互運用性を保つことを可能にしています。これにより、企業は自社の貴重なデータを保護しつつ、効率的な情報共有が可能となります。

特に、自動車と蓄電池業界においては、欧州電池規則への対応を見越したカーボンフットプリント(CFP)のデータ連携が進められています。このニーズに応える形で、ゼロボードが開発した「Zeroboard for batteries」は、CFPの算定とウラノス・エコシステムへの接続を実現しました。

受賞の背景には、ゼロボードのみならず、他の参加団体や企業の協力もあったといいます。これにより、自動車及び蓄電池業界の持続可能性に向けた取り組みが大いに評価されました。特に、産業技術大賞では、本サービスがどのような影響をもたらし、持続可能な社会の構築に寄与するかが注目されたポイントです。

未来への希望:サステナビリティと企業競争力

受賞を受け、ゼロボードはさらなる技術革新とデータ連携の進展を目指しています。自社技術の強化を通じて、日本の産業競争力を高める活動に貢献することが今後の目標です。企業向けに提供する「Zeroboard Sustainability Platform」は、ESG関連データの収集や管理、開示支援を行う総合クラウドソリューションとして注目されています。

さらに、近年の脱炭素化への動きに対応するため、ゼロボードは毎月、企業向けウェビナーを開催しています。これは、脱炭素経営の最新トレンドや、自社製品の活用方法を提供する場として、多くの企業から関心を寄せられています。

今回の受賞は、ゼロボードが自動車産業におけるイノベーションの中で中心的役割を果たすことを証明しています。このような取り組みがさらに進むことで、持続可能な未来が実現できることを期待したいものです。

ゼロボードが開発した「Zeroboard for batteries」に関する詳細や、企業のサステナビリティ戦略に役立つ情報は、同社のウェブサイトでご確認ください。雪解けの春に、未来に向けた進化をもたらす期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社ゼロボード
住所
東京都港区三田三丁目5-27住友不動産東京三田サウスタワー 10階
電話番号

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