福島県のクラフトサケ「haccoba」が紀ノ国屋に登場
福島県南相馬市に拠点を置く株式会社haccobaが、2023年8月28日から高品質スーパーマーケット「紀ノ国屋」の一部店舗で、その手作りのクラフトサケを初めて販売します。創業以来の厳しい環境を経て、地域の文化と自由な酒造りを体現する「haccoba」は、未来の日本酒の姿を模索しています。
「haccoba -Craft Sake Brewery-」の誕生
新たに登場する「haccoba」は、2021年2月に設立され、原発事故の影響で一時期人口がゼロになった福島県小高町に醸造所を構えました。その後、2023年7月には隣町の浪江でも新たな醸造所を開設しています。「酒づくりをもっと自由に」という理念のもと、かつてのどぶろくの文化を現代の感覚で表現し、様々な素材を使用した多様な酒造りを実現しています。
中でも主力商品である「はなうたホップス」は、日本の在来種ホップ「唐花草」とお米を使った伝統的な製法「花酛」を復活し、現代のクラフトビールの手法を取り入れた作品です。これにより、日本酒では味わえない新しい体験を提供します。
紀ノ国屋 渋谷スクランブルスクエア店での特別イベント
「haccoba」の販売開始を記念して、8月28日(水)に紀ノ国屋 渋谷スクランブルスクエア店で特別なPOPUPイベントが開催されます。このイベントでは、haccobaのクラフトサケを試飲できるほか、8月にコラボレーションビールを発表したばかりの「COEDO」も参加し、様々なビールやお酒が試飲販売される予定です。
イベント詳細
- - 日時: 2024年8月28日(水) 15:00-20:00(在庫が無くなり次第終了)
- - 場所: 渋谷区の渋谷スクランブルスクエア地下1階
- - 参加ブランド:
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haccoba -Craft Sake Brewery-
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COEDO
この特別な機会に、福島のクラフトサケを味わってみることをお勧めします。
紀ノ国屋とは
紀ノ国屋は、創業100年以上の歴史を持つスーパーマーケットで、特に渋谷店では飲食だけでなく多彩な商品を取り揃えています。店内には自家製の寿司や、旬の野菜、さらには「カフェ&バー」も完備。来店するお客様に、食を通じて新しい体験をお届けしています。
まとめ
福島県の「haccoba」が提供するクラフトサケは、ただの飲み物ではありません。それは、地域文化の復興や「自由な酒づくり」という理念の象徴です。紀ノ国屋とのコラボレーションを通じて、より多くの人々にその魅力を伝える機会となるでしょう。ぜひ、イベントに足を運び、新たな酒の世界を味わってみてはいかがでしょうか。