AMGで学ぶ、アニメ制作の本質と次世代クリエイター育成

AMGのアニメーション学科で新たな特別講義が始まる

2025年度から、アミューズメントメディア総合学院（AMG）のアニメーション学科で新たに特別講義が導入されます。この講義は、アニメ制作における重要な哲学や技術を次世代へ継承することを目的としており、業界で求められる実践的なスキルや考え方を体系的に学べる貴重な機会です。

講義の目的

この特別講義は、現場で活躍しているトップクリエイターたちが集まり、自社の価値観や技術を直に伝えるという独自のアプローチで構成されています。例えば、アニメーション制作プロダクション各社が大切にしている「仕事の哲学」や「技術」を、在校生たちに向けて共有します。

このプログラムを通じて、学生たちはアニメ制作の現場で即戦力となるためのスキルを習得することができます。業界の第一線で活躍する講師陣から指導を受けることで、実践的な知識が身につき、アニメ制作における多様なスタイルや技術を学ぶことが可能です。

講師陣の紹介

講師陣は、アニメ業界を牽引する代表者や監督、演出家、アニメーターなど多岐にわたります。

- 神志那弘志さん（スタジオ・ライブ）

代表取締役アニメーション監督。
代表作には「HUNTER×HUNTER」や「魔神英雄伝ワタル」があり、多数の作品で監督を務めてきた才能豊かなクリエイターです。

- 舛本和也さん（トリガー）

アニメーションプロデューサー。「ダンジョン飯」や「キルラキル」など、人気作品に関わりつつ、若手クリエイターの育成にも貢献しています。

- 斉藤健吾さん（Yostar Pictures）

アニメーション監督として多くの作品の監督や作画監督を務め、「SSSS.GRIDMAN」や「リトルウィッチアカデミア」でその実力を見せています。

- 手塚響平さん（WIT STUDIO）

作画部長補佐兼育成担当で、「進撃の巨人」などの大ヒット作での経験を活かし、学生たちに技術を伝えています。

- 藤井睦美さん（東映アニメーション）

アニメーター。若手の育成にも力を入れており、「おしりたんてい」などの作品に携わっています。

多様な専攻と制作体験

AMGのアニメーション学科では、アニメーター・監督専攻と、制作・プロデューサー専攻に分かれています。生徒は、チームで共同制作を行うほか、個人制作や卒業制作においても多くの経験を積むことができます。在校生がプロのアニメーターから直接アドバイスを受けられる環境も整っていますので、実践的なスキルを磨くことが可能です。

さらに、AMGのアニメーション学科では、多くの卒業生が業界で長く活躍しています。これは、就職後の離職率が低いことに裏付けられており、しっかりとした教育が成果を上げている証です。

業界の未来を築く育成プログラム

今後もAMGは、さまざまなアニメ制作会社と連携し、より充実したカリキュラムを提供していく予定です。次世代を担うクリエイターを育成するため、業界との関わりを大切にし、双方向の教育の場を作り上げています。

アニメーションに興味がある方は、ぜひAMGの特別講義を受講し、未来のクリエイターとしての一歩を踏み出してください。