耕作放棄地再生!日本農業が群馬県高崎市と連携協定を締結し、キウイ栽培で地域活性化
日本の農産物の生産から販売までを一気通貫で展開する株式会社日本農業は、2024年7月4日に群馬県高崎市と連携協定を締結しました。同社の子会社であるジャパンキウイ株式会社が、高崎市吉井町多比良地区にキウイの圃場を開園・運営し、地域農業の振興に貢献していきます。
高崎市の農業課題と日本農業の取り組み
高崎市を含む中山間地域では、高齢化や人口減少による担い手不足が深刻化し、耕作放棄地が増加しています。高崎市は、この問題解消に向けて「農地再生推進事業補助金」を設け、耕作放棄地の再生に取り組んでいます。
日本農業は、「日本の農業で、世界を驚かす」をミッションに、収益性の高い農業モデルを構築することで、耕作放棄地の有効活用を目指しています。同社は、子会社のジャパンキウイを通じて、高崎市の補助金を活用し、耕作放棄地を含む土地を整備し、2024年4月に約10.7haのキウイ圃場を開園しました。
連携協定の内容と今後の展望
今回の連携協定では、人材育成、荒廃農地の再生、農業技術の向上、農産物の流通、環境保全活動など、幅広い分野で連携していくことが定められています。日本農業は、これまで培ってきた経験やノウハウを活かし、高崎市の農業活性化に貢献していきます。
高崎市のキウイ圃場について
高崎市のキウイ圃場では、剪定の省力化と光合成の効率化を図るための「ストリンギング栽培」を採用しています。機械化や栽培技術の定量化により、収穫量と品質の安定化を目指しています。ここで収穫されたキウイは、日本農業の販路を通じて国内外に販売されます。
キウイ栽培で地域活性化
日本農業は、高崎市におけるキウイ栽培を通じて、地域活性化を目指しています。同社の取り組みは、耕作放棄地の再生だけでなく、雇用創出、地域経済の活性化にもつながることが期待されています。今後、高崎市がキウイの一大産地として発展していくことが期待されます。
関連情報
日本農業公式ウェブサイト: https://nihon-agri.com/
日本農業公式note:
https://note.com/nihon_agri/