エンジニアLinkが10周年を迎える特別イベントを開催
2026年3月14日、エンジニア交流学習コミュニティ「エンジニアLink」は、発足10周年を記念した特別イベント「世界トップレベルに触れて、仲間とマイビジョンをつくろう」を開催しました。このイベントには、製造業やIT企業から140名のエンジニアが参加し、知のあり方が変わりつつあるAI時代におけるエンジニアの役割について一緒に考える機会が与えられました。
イベントの趣旨
参加者は、自身が実現したい世界観、いわゆる「マイビジョン」を再考し、仲間と共に未来を創造するための思考を促される内容でした。「知のあり方がシフトするAI時代におけるエンジニアのビジョン力と仲間力」をテーマにしたこのイベントは、参加者の発想を広げることを目的としていました。
基調講演から得たインスピレーション
イベントでは、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボ副所長、石井裕氏が基調講演を行いました。彼は、「視座を高めることの重要性」と「未来を作るために必要な3つの力」について語り、参加者に印象深いメッセージを届けました。特に、常識の枠を超えた想像力で未来を切り拓くことの重要性を強調し、「出杭力」「道程力」「造山力」を具体的に紹介しました。
講演を聴いた参加者からは、「自分にラベルを貼って可能性を固定させてはいけない」と気付かされたという感想が寄せられました。このように、石井氏の言葉は、参加者たちの思考を大きく変化させ、多くの気付きや発見を提供しました。
多様な視点を得るための分科会
基調講演に続き、参加者は4つの分科会に分かれて、各分野の第一線で活躍するスピーカーたちとの対話セッションを行いました。
1.
脳の研究と社会課題へのアプローチ - MEMORY LAB CEO、畑瀬研斗氏
畑瀬氏は、自身の挫折を経て脳の研究に至った経歴を語り、「一人の熱が世界を動かす」という信念を伝えました。参加者は彼の熱意に感化され、変革の可能性を感じたと報告しています。
2.
日立のオープンイノベーション - 日立製作所、佐藤雅彦氏
佐藤氏は、日立の有志コミュニティ「Team Sunrise」の取り組みを紹介し、ボトムアップの活動が経営戦略にどうつながるかを具体的に語りました。彼のメッセージは、多くの参加者に共感を呼び起こしました。
3.
絶対失敗できないミッション - JAXA内山崇氏
宇宙飛行士挑戦エバンジェリストである内山氏は、ミッションを成功に導くための経験を語り、参加者に強い印象を残しました。
4.
SUBARUのイノベーション - 藤貫哲郎氏
藤貫氏は、日本のモノづくりの未来について考えを述べ、参加者にそのために何が必要かを知らせました。
イベントの成果と参加者の声
参加者108名へのアンケートでは、81.5%の人が「大満足」、さらに18.5%が「満足」という結果が得られました。多くの参加者が「日頃は得られない刺激に触れた」「ワクワクした」と回答しています。特に若い参加者からは、「人生を捧げる熱を見つけたい」との声も上がりました。世代を超えた知の交流が行われたこともこのイベントの特徴です。
今後のエンジニアLinkの展望
エンジニアLinkは、引き続き技術と人間力の融合を通じ、エンジニアたちの交流・学びの場を提供していくと宣言しています。未来に向けた価値観や仕事への思いを共有し、次の世代にその想いを受け継ぐことを目指します。今後も定期的にイベントを開催し、エンジニア同士のつながりと学びを深化させていくことでしょう。
この10周年を機に、ますます充実した企画が期待されます。