ホストSHUNが歌集を発表
新宿を拠点に活動するホストSHUNが、待望の第一歌集『歌集月は綺麗で死んでもいいわ』を2024年10月17日に刊行します。この特別な瞬間を記念して、オンラインでのトークイベントと公開歌会が行われることが発表されました。このイベントは誰でも無料で参加できるため、興味を持つ多くの方々にとって見逃せない機会となるでしょう。
イベントの概要
今回のオンラインイベントは、著者SHUN自身によるトークセッションとしてスタートします。著名な歌人である俵万智、小佐野彈、上坂あゆ美、短歌研究編集長の國兼秀二が選者として参加し、SHUNの歌とその感想を自由に語り合う形式で進行します。彼らは歌の魅力を掘り下げ、これまでの短歌に対するアプローチや経験を共有します。
特別な歌会
トークの後には、特別な公開ホスト歌会が予定されています。この歌会は、SHUNの歌集刊行を記念した初の一般公開となり、ホストたちがどのような歌を詠み、それに共感したかを観覧者とともに体感することができます。選者たちがどの歌に投票するのかといった投票結果も大いに注目されることでしょう。
SHUNは2018年からホスト歌会に参加しており、モチーフにした歌の数々を通じて歌舞伎町の文化や風景をそれぞれの言葉で表現してきました。歌会は月に一度のペースで開催され、参加者たちは出勤前の時間を使って短歌に親しむ場を作り上げています。コロナ禍においてはZoomを介して勉強会を続け、仲間との絆と文学への愛を深めました。
歌集の内容
『歌集月は綺麗で死んでもいいわ』は、128ページにわたり、彼が心の中で感じた感情や出来事を美しく綴っています。短歌は、ホストとしての日常に密接に結びついており、客とのコミュニケーションや営業活動における短い言葉を使った表現力を反映しています。SHUNは歌舞伎町の街の一面を歌で描き出しており、それぞれの短歌が生き生きとしたイメージを持つことでしょう。
SHUNの背景
SHUN(シュン)氏は1987年に東京都足立区で生まれ、下町のホストクラブで修業を積んだ後、18歳で歌舞伎町へやって来ました。現在は寿司店『へいらっしゃい』の大将を務め、作家としての道も歩み続けています。彼はじっくりと学び続け、短歌を通じて自らの表現を深めています。
今後の展開
イベント情報は以下の通りです:
- - 【イベント名】歌集『月は綺麗で死んでもいいわ』発売記念歌会
- - 【実施日】10月17日(木)
- - 【実施時間】16:00 トークイベント開始、16:30 公開ホスト歌会開始。
この日に提供される特別なコンテンツはアーカイブされないため、当日参加することが重要です。配信URLは
こちらです。
SHUNの歌を通じた新たな試み、ぜひご参加をお待ちしております。