2024年度のGMOインターネットグループ役員報酬額を発表

GMOインターネットグループ、2024年度役員報酬額を発表

GMOインターネットグループは、2024年度におけるグループ取締役および執行役員の報酬状況を発表しました。この度、報酬額が1億円を超える役員は6名に及び、過去3年間の報酬をランキング形式で開示しています。その透明性には、ガラス張り経営を実践する意図が見受けられます。

役員報酬制度の透明性

GMOインターネットグループは、役員の業績を評価するために定量的及び定性的な評価方法を用いた報酬制度を導入しています。この制度の下で、各取締役は業績目標に応じた報酬を受け取る仕組みが整えられています。グループ内ポータルでは、役員全員の目標、結果、そして報酬額が透明に開示され、健全な企業経営への配慮がなされています。

また、過去3年の報酬の累計は、主要な情報として公表されており、報酬に一部株式報酬も含まれるため、資本構成の変化にも注目が集まります。

経営方針と持続可能な成長

GMOインターネットグループは、インターネット事業を通じて人々の生活を豊かにするとともに、新しい文化や産業の創造を目指しています。設立当初から約30年にわたり、お客様の笑顔を最優先に考えた結果、16期連続での収益増加を達成しています。2024年12月期には過去最高の利益を見込んでおり、その業績も役員報酬制度に影響を与えています。

公正な報酬制度へ

役員報酬制度は、業績目標達成度に基づく報酬を設定し、取り決められた委員会にて厳正に審議されます。具体的には、以下の3項目が定量的に評価され、この結果に基づいて報酬が決定されます：
1. 売上高、経常利益、配当額などの業績目標達成に向けた定量項目
2. 売上高成長率や経常利益成長率などの持続的な成長を促す定量項目
3. 顧客継続率および従業員定着率などの中期的な取り組みにさいしての定量項目

このように、GMOインターネットグループでは、公平で公正な報酬制度を採用することで、役員の責任感を高めています。

パートナーへの給与還元プロジェクト

GMOインターネットグループでは、リモートワークの普及と業務の効率化を通じて利益成長を図り、その成果を従業員に還元するプロジェクトを進めています。この取り組みでは、連結営業利益率が一定水準を超えた場合、グループ内のパートナー（従業員）に追加報酬を支払うことで、地域・業界における給与水準を向上させることを目指しています。

新卒の技術力を持つSTEAM人財に対しては、年収710万円の保証プログラムも開始しており、未来を担う人材の育成に力を入れています。これらの取り組みがGMOインターネットグループの企業文化として根づき、今後も持続的な成長を支えることが期待されています。