福島県南相馬市が生んだ人道支援の時計
福島県南相馬市に拠点を構える株式会社Fukushima Watch Company(フクシマウォッチカンパニー)は、時計を通じて社会貢献を行うユニークな企業です。彼らは2024年11月29日に「Futaba / Hope for Palestine」と名付けた特別な機械式腕時計を10本限定で発売します。この取り組みは、ただの時計販売に留まらず、パレスチナの人々のための人道支援活動を目的としています。商品本体の売上全額をパレスチナに寄付します。
この発売日は「パレスチナ人民連帯国際デー」と重なっており、パレスチナの人々との国際的な連帯を示す重要な日です。同社は、彼らの平和と尊厳を守る権利を再確認することに貢献しようとしています。これまでもウクライナ支援活動に力を入れており、同様にパレスチナに対しても手を差し伸べることを決断しました。
時計の特徴
今回の「Futaba / Hope for Palestine」は、従来の「Futaba」モデルを基にした腕時計です。色合いはパレスチナ国旗をイメージしており、社会的メッセージを含んでいます。ユーザーが身に着けることで、自らも支援の一部になれるという意義が込められているのです。
デザインはクラシックながらも個性的で、ミラー仕上げのケースが洗練された印象を与えます。サイズは34mmとユニセックスな仕様で、幅広い層にフィットするデザインとなっています。透けた裏蓋からは、搭載しているCITIZEN MIYOTAの高信頼性の自動巻きムーブメントがひときわ目を引きます。
人道支援の先駆者として
Fukushima Watch Companyは、故郷である福島の震災を契機に、社会貢献を企業理念として掲げています。彼らは2022年、ウクライナ支援のためのチャリティモデルも成功裏に販売し、800本以上を売り上げ、収益の20%を支援活動に寄付してきました。
その成果を受け、再び人道的支援に取り組む決意を新たにしたのです。
ヒロシマとナゴヤ、愛知を経て南相馬に定住した代表の平岡雅康氏は、時計産業の振興と地域への貢献を目指して活動しています。彼のビジョンには、福島を日本の腕時計の中心地にするという夢があります。
今後の展望
Fukushima Watch Companyは、社会貢献を通じて国際問題への関心を高め、さらに多くの支援を可能にする未来を描いています。
時計を通じた平和のメッセージを発信し続け、他の企業にもその取り組みが広がることを期待しています。国際的な連帯を形にするこの活動は、私たち一人一人ができる支援につながることでしょう。
商品詳細は、同社の公式オンラインショップで確認できます。ぜひ、この時計を手にすることでパレスチナの人々への支援を考えてみてはいかがでしょうか。
【商品概要】
- - 商品名:Futaba / Hope for Palestine
- - 定価:88,000円(税込)
- - サイズ:ケース径34mm
- - 発売日:2024年11月29日(金)
- - 販売方法:Fukushima Watch Company公式オンラインショップにて