株式会社イマジナ、内定式で即戦力プロを育成する新たな試みを発表
2025年12月2日、株式会社イマジナ(本社:東京都千代田区)は、2026年度入社予定の内定者4名を対象に特別な内定式を実施しました。この内定式は単なる入社の儀式ではなく、これからのキャリアに向けた重要なステップとして位置づけられています。
独自の育成戦略の背景
2025年の採用市場は「超」売り手市場で、多くの企業が内定辞退に直面しています。そこでイマジナでは、内定を出す段階から内定者一人ひとりの特性を見極め、それに応じた「あるべき姿」を提示することで、強力なエンゲージメントを実現。内定者が自らの未来をリアルに描く手助けを行っています。
インターンシップでの実践経験
参加者は、内定式に先立って秋のインターンシップを行い、具体的な業務経験を蓄積しました。この実践を通じて得た成功や失敗をフィードバックし、目標を明確にすることが重要です。
内定式の中では、各内定者がインターンで得た知見を元に自己分析を行い、今後のキャリアプランを再構築しました。これは単なる夢物語ではなく、実現可能な目標設定へと進化したのです。
ワークショップの内容
当日の式典では、内定者たちは次のプロセスを経て自己の成長を再認識しました。
- - Step 1: 実務経験の棚卸し(Internship Review)
インターンシップを通じて得た具体的な経験を分析し、自己の現状を把握。
- - Step 2: ビジョンのカリブレーション(Vision Tuning)
当初描いた目標を実務経験を基に再設定し、達成すべき具体的なKPIを導き出しました。
- - Step 3: 覚悟の再確認(Commitment)
新たに修正されたロードマップに基づき、経営陣とのアラインメントを行い、さらなる成長環境を確立。
内定者の率直な感想
参加者は、「内定をいただいた瞬間から、期待をかけていただいた。それを形にするべく努力してきました。今日のワークショップで、自分の課題と目標が結びつく感覚を得ました」と語り、自身の成長に対する手応えを感じていました。
会社の期待とこれからの展開
株式会社イマジナの代表取締役社長、関野吉記氏は、「我々は、内定という枠を超えて、彼らをプロフェッショナルとして扱っている。内定者たちは既に『同志』としての道を歩み始めている」と述べ、今後の彼らの成長に大いに期待を寄せています。
また、イマジナはこの新しいモデルを自社に限らず、クライアント企業にも展開し、企業と個人のエンゲージメントを高める手段としての可能性を追求していく方針です。
最後に
これまでの内定式の概念を覆す、革新的な取り組みを展開した株式会社イマジナ。同社の施策が、今後の日本企業の新しい人材育成のモデルとなることを期待しています。さらに、12月19日には新刊『共感価値の設計図』も発売予定で、興味を持たれている方はぜひチェックしてみてください。