楽一番が松戸に新たな物流センターを開設、越境EC事業を加速

株式会社楽一番、松戸に新物流センターを開設

株式会社楽一番（楽天一番という意味を込めた社名）は、千葉県松戸市に新たな物流センター「DPLⅡ松戸楽一番松戸物流センター」を2025年4月に開設することを発表しました。この新しい拠点は、会員数140万人を誇る越境ECサービス「楽一番（Rakufun）」のさらなる業務拡大を目指すものです。

新たな拠点の背景と目的

近年、楽一番の事業規模は急速に成長し、特に越境EC市場では強い競争にさらされているため、現行の物流センターでは供給能力が限界に達していました。これに対処するため、松戸での新しい物流センターの設立が決定されました。この新センターは、国際物流と国内物流の統合管理を強化し、効率的なサービス提供を可能にします。

さまざまな利用方法

この新しい物流センターは、越境ECだけでなく、日本国内の物流業務にも利用されます。また、日本企業が海外での販売拠点として活用することも想定されています。これにより、全体の物流量が増加し、規模の経済を追求できるでしょう。

企業としての成長戦略

楽一番は10年以上にわたり、国際転送や代理購入サービスのリーダーとしての地位を確立しています。TMALL、JD（京东）、POIZON（得物）、抖音（Douyin）などのプラットフォームでの出店支援や、越境広告ネットワークサービスの取り扱いを通じて、さらなる成長を目指しています。新しい物流センターは、こうした多岐にわたる事業を一元管理し、さらなる進化を促す重要な役割を果たします。

今後の展望

株式会社楽一番は、今後も顧客ニーズに応じたサービス設計とサービスレベルの向上を目指し、お客様にとって最適な物流体験を提供し続けることでしょう。この物流センターを開設することで、業務の拡大と効率化に加え、顧客満足度の向上にも寄与することが期待されています。

ぜひ、楽一番の新たな挑戦から目が離せません。今後の展開を注目し、自社のECビジネスの進化に役立てていただければと思います。